トレードオフ検討による最適化設計を実現

論理、基板、機構、パラメータ、4つの視点を連携活用可能な構想設計ツール
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CR-8000 System Planner

System Planner は、競争力や魅力ある製品を設計早期段階で実現したり、モデルチェンジや流用設計を高品質かつ短期間で可能にしたりするための、構想設計ツールです。
スケッチやモックアップで進める構想設計を「論理ブロック/物理レイアウト/立体的構成とスペース/コスト集計」の4つの観点から検討し、全体設計の最適化を早い段階で実施可能とし、新規設計や流用設計を革新します。

System Planner は連動する4つの Visionary で構成され、Visionary 間の操作はドラッグ&ドロップ操作で実現しています。 4つの Visionary を連携活用することでトレードオフを行いながら、様々な視点からシステム全体を最適化設計することが可能になります。

特長・機能

本来のシステム設計に集中できる環境を提供

構想設計では、広範囲な検討が必要とされますが、そこで発生する付帯業務は非常に多岐に亘ります。例えば、

●レビュー用図面作成
●設計ノウハウの検索
●各種設計変更の追従
●既存の設計情報の検索
●他の電気設計者との情報共有
●インフラからの情報収集
●集計テーブルの作成
●メカ設計者との情報共有
●モックアップの作成
etc…

System Planner は、設計者の付帯業務を低減し、本来のシステム設計に集中できる環境を提供します。

System Planner の4つのビジョナリー

【Case 1】競争力や魅力ある製品を構想設計で早期実現

●これまで手作業やモックアップなどで行っていた付帯業務を、コンピュータ上のバーチャル環境で実現
●論理/物理/空間それぞれの視点からのトレードオフ設計をサポート
●構想設計段階から電気設計/基板設計/メカ設計がコラボレーションできる環境

System Planner で競争力や魅力ある製品を早期実現

 

【運用例】
●曖昧な情報を含んだ状態で、製品全体を構想設計
●既存の設計資産をそのまま流用し、追加/変更部分のみを編集
●設計目標を設定し、現在設計中の製品モデルの実績値をツール上で比較
●System Planner で検討した内容(設計データ)を、各詳細設計へ引き継ぎ
●構想データと詳細データをセットで設計資産管理し、他モデルへ流用

【Case 2】モデルチェンジや流用設計を高品質かつ短期間で可能に

●蓄積された回路ブロックを組み合わせて設計するモジュラーデザイン
●回路ブロックと設計ノウハウや基板レイアウトなどの情報をセットにしたモジュール管理
●実績のある回路ブロックの流用で、各詳細設計での無駄/ミス/手戻りを削減

System Planner モデルチェンジや流用設計を高品質かつ短期間で可能に

 

【運用例】
●既存の設計データから回路ブロックやそれに付随する情報をセットにし、モジュール管理
●蓄積されたモジュールDBから回路ブロックを選定し、新しいモデルを設計開始
●各バリエーションに合わせて回路ブロックを組み合わせ、効率的な設計を実施
●構想設計終了時には詳細回路が完了し、なおかつ基板ごとの概要レイアウトも完了

システムレベル構想設計環境:System Planner

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