実用性の高いMBSE/MBD 環境によるボーダーレスで高精度な製品開発
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E3.infinite
いまやクルマは最先端の電子機器を搭載する高度で複合的なエレクトロニクスシステムズです。車両に搭載されるECUは増加の一途をたどり、自動運転(ADAS)などの車両制御により、電気電子(E/E)システムズ開発はますます高度化・複雑化し、複数のシステム同士を統合化した電装設計の革新が求められています。
E3.infiniteは、輸送機器に搭載されるE/Eシステムズ開発を支える、次世代E/Eシステム設計・製造支援プラットフォームです。車両電装設計プロセス全体に跨るさまざまな業務プロセスに柔軟に対応し、工程毎に設計情報を分類・構造化、後工程の設計情報を自動生成する革新的なジェネラティブ・デザインにより、配線設計の80%もの工数を削減し、次世代E/Eシステムズ開発を強力にサポートします。
3つの特長
プロダクトラインエンジニアリングによる劇的な開発効率と品質の向上
過去設計情報のデザインアナリシスと分析結果に基づく設計オートメーション
コンセプト
次世代のクルマ開発を強力に支援する最新テクノロジー
- E3.infiniteは、一層高度化・複雑化するE/Eシステムズの設計・製造プロセスにおける各種課題を解決し、グローバルエコシステムに対応するための最新テクノロジーを搭載しています。
革新的なジェネラティブ・デザイン
ジェネラティブ・デザイン・プロセスとコンベンショナル・デザイン・プロセスの比較
- ジェネラティブ・デザイン・プロセスは上流の回路接続情報を合成して配線情報/ワイヤハーネス部品情報をルールベースで自動生成する革新的な開発プロセスです。
- E/E設計プロセス全体を跨り、設計ルールを最大限活用し、ルールベースで自動化することで、設計の大幅な効率化と、品質の高位平準化を実現します。
設計自動化による工数削減効果
- ジェネラティブ・デザイン・プロセスを採用すると、従来型の配線図をマニュアルで作図するコンベンショナル・デザイン・プロセスと比較し、配線設計工数の80%を自動化することができます。
※新規車両開発時における配線設計工数の試算
フレキシブルな分業スタイル
OEMメーカとサプライヤの間で、柔軟に分業スタイルを選択することが可能
- ジェネラティブ・デザインにより、OEMメーカとサプライヤの間で “フルサービスサプライヤ型” から “製造指示を含めたOEM主導型” まで、フレキシブルに分業形態を切り替えることが可能です。
システム/ツール構成
E3.infinite ツール構成
- E3.infiniteは、システム設計からワイヤハーネス設計・製造設計まで車載電装設計プロセス全体に跨る業務プロセスに対応し、マルチリポジトリにより工程毎に設計データの整合性を保ちながら編集することが可能です。
- 各データは、専用のエンジニアリング・データ・マネージメントシステムDS-E3 for E3.infiniteで管理し、上位エンタープライズPLMとの情報連携も可能です。