電気設計改革による生産性向上

エレクトロニクス製品のエンジニアリング・データ管理プラットフォーム
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図研は、長年に亘る回路/基板設計CAD の提供を通して、多くのエレクトロニクス企業の製品開発現場を支援してきた圧倒的な実績にもとづき、「エレクトロニクス製品開発ライフサイクルマネジメントにとって本当に必要なものは何か」という視点で電気設計・製造支援プラットフォーム DS-2 を開発してきました。そして、DS-2 をどのように各社にフィットさせれば最大限に活用していただけるか、お客様とともに考え、多くの開発現場のデータ管理支援を成功に導いてきました。

DS-2 をコアとした設計データ管理

 

 

図研のEDMソリューション ラインアップ

 

図研が40年以上に亘って電子機器製造業のお客様の業務を支援し続けてきた中で得た結論が、「電気設計のデータ管理には、電気専用のシステムが必要である」ということです。すでに多くのお客様にご利用いただいている、電子機器設計・製造支援プラットフォーム DS-2 は、部品・CADライブラリ情報、基板パーツリスト、CADデータをはじめとした設計情報、シミュレーションや各種レビュー結果といったモノづくりの源泉情報を管理し、そして再利用を促進するための充実した機能群を備えており、そこにきめ細かいカスタマイズ、フィッティングを行うことで、個々のお客様に最適の環境を構築してきました。

そして近年、図研 EDA 製品 CR-8000 の設計データ管理システムとして数多くの導入実績を持つこのシステムは DS-CR となり、ワイヤハーネス設計専用の図研エレキCAD E3.series のデータ管理用には DS-E3 、また CR 以外の他社エレキ CAD/CAE ツールとの連携のために DS-OP がそれぞれ用意され、DS-2 は図研の電子・電気設計支援のプラットフォームの総称へと進化しました。

また、小規模事業所などでこのようなシステムを短期間に立ち上げ・運用したいというニーズが高まっており、そうしたお客様向けに DS-CR のベストプラクティスをパッケージ化した DS-2 Expresso も用意しました。

図研が考える現実的なアプローチ

サイロ化されたエンタープライズシステムにおいて、製品ライフサイクルを跨ぐすべてのドメインデータを一つのPLMで管理するのは理想的ですが、そのためのシステム統合にかかる膨大なコストと時間、ダイナミックな事業変化スピードを考えると、必ずしも現実的ではありません。

図研はこれまでの電気設計のプロセス改革で培った現実的なアプローチを踏まえ、エレキCAD、メカCAD、エンタープライズPLM、ERPの複数ドメインによる具体性を帯びたデータ管理のカタチを提唱しています。右図で「エレキEDM」(EDM = Engineering Data Management) と示した部分が、図研だけが提供できるソリューションであり、管理するデータ別に DS-CR、DS-E3、DS-OPをご用意しています。

ドメインごとに異なる構造データを、設計仕掛り段階から体系的に一元管理することで、効率的なバリエーション管理やモデルベース開発、流用設計を推進し、トレーサビリティの確保により、仕様変更や部品変更にも効率的に対応できるしくみづくりを支援します。

図研 EDM ソリューションのポートフォリオ

図研の DS-2 は、業界随一の電気・電子機器設計専用 EDM (Engineering Data Management) です。

図研EDMソリューションのポートフォリオ