クオリティを深化し、進化させる。

過去トラ活用 再発防止プラットフォーム

Qualityforce

近年、多くの製造業がリスクアセスメントの取り組みを進めており、起こりうるトラブルを未然に防止する活動を実施しています。効果的なリスクアセスメントの実現には、工程内不良や市場不具合など、過去トラの活用が欠かせません。しかし、有識者頼りの活動や、活動自体の形骸化により、社内に蓄積された過去トラが活用できていない企業が多く見受けられます。

Qualityforceは、設計チェックリスト、工程内不良、市場不具合など、企業内に点在している過去トラをデータベースに一元管理し、業務シーンに応じた有効な過去トラを容易に探し出すことができる製造業DXシステムです。製造業におけるトラブルの再発防止、未然防止を実現します。

※本製品は株式会社図研プリサイトが開発しています。

特長・機能

過去トラ専用データベース

設計者が新規設計を行う際、過去トラが散在していると、参照できる内容をチェックするに留まり、品質を作りこむことができません。Qualityforceは、工程内の不良や、市場の不具合情報を一元管理できます。企業内の最新のトラブル情報にアクセスできるため、新製品の品質を設計段階で作りこむことが容易になります。

 

 

豊富な過去トラ検索機能

過去トラをデータベースで管理していても、登録されている情報の単語の表記や、文章の表現が異なっていると、目的の情報を探し出すことが難しいです。Qualityforceは、豊富な検索機能を用意しています。クレームの調査依頼を受けたときなど、依頼の内容をそのまま入力するだけで、類似の過去トラ情報を探せます。単語の表記や、文章の表現が異なっても、目的の情報を容易に探し出すことが可能になります。

 

 

故障モードの自動生成

新製品のFMEA表を作成する際、経験やスキルに依存しがちな故障モードの洗い出しは非常に難しい作業です。また、タテ割りの組織構造が多い製造業では、別製品で既に考慮されている重要な故障モードに気づくことが難しいということも起きてしまいます。Qualityforceは、製品名、ユニット名、部品名を入力するだけで、データベースに蓄積された過去トラ情報をもとに、生成AIが自動でFMEA表のドラフトを作成します。経験やスキルに依存せず、未然防止活動を推進していくことができます。

 

報告文書の自動データベース化

製造業では、工程内不良や市場不具合など、トラブル内容を1件ずつファイルに記載して保管するに留まっていることが多いです。データベース化が進まない理由の1つは、費用と時間が掛かることです。Qualiytforceは、不具合報告書など、企業独自のフォーマットで書かれたファイルから、生成AIが項目や値を自動抽出してデータ化します。生成AIに関する知識がなくても、プリセットのプロンプトがあるので安心です。時間をかけず、費用を抑えて、データベース化を手間なく進めることができます。

 

過去トラ活用 再発防止プラットフォーム:Qualityforce

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