サービスマニュアル用回路図作成効率化

設計データを活用したサービスマニュアル用回路図作成環境
Menu

E3.series for Service Manuals

サービスマニュアルは、マニュアル制作会社に設計図面の絵を参照資料として渡し、整備スタッフが使いやすいように作図しなおして制作しますが、図形編集や加工作業を手作業や目視チェックに頼っていると、ミスや手戻りを誘発します。

設計データをそのまま流用することで、煩雑な編集作業・チェックを半自動化し、リードタイムの短縮、設計品質の向上を実現します。リードタイム短縮により生じた時間で、マニュアルのユーザビリティの向上に時間を使えるようになります。

3つの特長

設計情報を保持した作図支援機能により、初回から簡単に高品質な配線図製作が可能

From/Toリストを基にした回路図自動生成機能により、設計変更対応も容易

設計情報を保持している配線図を各種フォーマットに出力できるので、ビュワーなどに活用した際の拡張性が高い

主な機能

回路自動生成

取り込んだFrom/Toリストから、接続情報、部品属性、ピン属性、ワイヤ属性などを取り込み、自動で配置・配線を行い回路図を自動で生成します。From/Toリストの中に、複数の回路属性があれば、複数の回路図を一括で自動生成できます。

配置・配線検討

自動生成された回路図の配置・配線を元に、部品移動・配線移動をして整図します。配線を切らずに部品移動や配線移動ができるので、接続関係の確認は不要です。大幅変更の場合は、配線を切ることもできますが、接続情報は保たれラッツネットが表示がされるので間違えずに結線しなおすことができます。
また、部品を手動で再配置した後は接続情報を保持しているため、自動配線が可能です。

配線色一括自動変更

配線色はFrom/Toリスト内のカラー属性を読み込み、一括でカラー変更できます。単色だけではなく、本体色と帯色といった2色表示にも対応しており、「左が本体色、右が帯色」や、「本体色は両端、真ん中に帯色」といった、様々なバリエーション表示ができます

多言語一括自動変更

言語変換テーブルを事前に用意しておくことで、日本語表記から英語表記に変更できます。主要10か国以上の言語表記が可能です。

文字重なりチェック機能

文字の重なりは、図面を目視でチェックしている際に起こりやすいミスです。特に、自動で文字変換を行った際に、日本語マニュアルでは問題なかった図面が、英語マニュアルにした場合に文字が長くなり重なってしまうといったことはよく発生します。そういった場合に、文字の重なりを色罫線で囲ってアラート表示して通知する、自動チェック機能となります。
※アラート表示の罫線色は設定で変更可能です。