エレキにおける要求ー設計トレーサビリティ

要求ドリブンのエレキ設計のための新コンセプトツール
Menu

GENESYS-CR

 コストの7割が決まる構想設計で失敗しない方法

製品の多機能化、小型化、省電力化、伝送量増、低電圧化、高速化…。複雑さを増している近年のモノづくりにおいて、人依存・文章ベースの設計品質確保は困難を極めています。また、コストの7割は上流工程で決まるといわれており、「製品に何が求められているか」という要求分析の段階での精度向上が、プロジェクト成功の重要なポイントとなることが解ってきています。しかし、要求分析を強化すべきとの声が多く聞かれる一方で、さまざまな理由からエレキ設計現場において定着している例は少ないのが実情です。

GENESYS-CR は、高性能なMBSEモデリングツール GENESYS を、図研の CRシリーズとつなぎ、エレキ設計者が使えるようにした「エレキの要求-設計トレーサビリティ」ツールです。GENESYS-CR の導入は、難解なMBSEではなく、脱人依存・脱ドキュメントベースを目指すための最適な方策となるでしょう。

概要

エレキ設計における仕様検討は、多くの文書がインプットとなり、設計者の知識・経験を基に進められていますが、製品が複雑化すればするほど、やるべきことを網羅的に対処することが困難になります。この問題を解決するために図研が開発したのが、GENESYS-CR です。

多くの文書に記載されている、エレキ設計としてやるべきこと、すなわち要求を収集・整理し、「何をすべきか」を明確化します。そして、要求を実現するための機能や検証計画を定義します。これらの情報を回路設計ツール CR-8000 Design Gateway と紐づけることにより、要求を網羅した設計結果の導出を支援します。

 

GENESYS-CR の特長

要求-設計のトレーサビリティ

各情報の関連付けにより、トレーサビリティを確保します。また、リアルタイムな連携により、各情報間の整合性、一貫性を保ちます。

 

要求-設計のトレーサビリティ

エレキ設計用テンプレート

エレキ設計に特化した要求のカテゴリや検証定義のテンプレートをプリセットしています。テンプレートはお客様の環境に合わせて変更可能です。

 

Design Gateway との連携

CR-8000 Design Gateway 上で回路から機能 – 要求 – 検証の関連を逆展開でき、変更したい回路を起点に影響範囲を確認できます。さらに回路設計で対応すべき課題一覧を参照できます。

 

Design Gateway との連携

ドキュメント生成機能

GENESYS-CR に入力した情報は、あらかじめ定義したフォーマットの形式で、ドキュメントに出力することが可能です。

 

設計資産の活用

GENESYS-CR の情報は設計資産となり、派生開発で活用できます。要求から設計への関連を保持して流用することで、設計変更の影響を効率的に分析できます。

 

Excel 標準インターフェース

Microsoft® Excel との相互連携機能により、要求・機能・検証・課題データの一括出力、Excel を介したデータ編集が可能です。

 

カタログダウンロード

GENESYS-CR のコンセプト、特長、運用フロー、立ち上げサービス、導入効果などをご紹介しています。
ぜひ こちらからダウンロードしてください。

要求ドリブンのエレキ設計のための新コンセプトツール:GENESYS-CR

【GENESYS-CR についてのお問い合わせはこちら】