図研テックのデジタル人材育成

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デジタル×エレクトロニクスの“二刀流”
まずは、仕組みと風土づくりから

 

図研テックは、エレクトロニクス、精密機器をはじめ産業機械、自動車、航空宇宙など幅広い産業分野のお客様のモノづくりをご支援するアウトソーシング及びコンサルティングサービスを提供しています。

従来、お客様の抱える様々な技術課題の解決に貢献するために、個々の専門分野の技術力向上を人材育成の最重要テーマとして取り組んできました。加えて、昨今の社会全体のデジタル化の加速やサステナビリティへの関心の高まりを背景として、複数の視点、俯瞰的な視座でも人材育成に取り組んでいます。

<目次>


  • 人材育成で、モノづくりへのさらなる貢献を目指す
  • デジタルとエレクトロニクスの“二刀流”とは?
  • 具体的な取組み①デジタル人材 認定資格制度の導入
  • 具体的な取組み②全社員にeラーニング受講IDを発行
  • 具体的な取組み③オープンバッジを活用した社内資格認定制度
  • 今後について(図研テック 野田社長コメント)

 

人材育成で、モノづくりへのさらなる貢献を目指す

エンジニアの減少や高齢化、技術伝承などのモノづくり業界全体の課題解決に貢献するため、自社が蓄積してきたエレクトロニクス設計のノウハウをオンライン教育プログラムとした「eZラーニング」を提供し、お客様の人材育成を支援しています。

また、社内の人材育成も重視し、人間力と技術力を兼ね備えた「徳才両立」を掲げ、個性や多様性を尊重しあい常に新しい技術を習得し、モノづくり業界に貢献する人材の育成に向けて、仕組みや制度づくりを推進しています。

デジタルとエレクトロニクスの“二刀流”とは?

お客様=製造業においてもDXが推進されている流れのなかで、社内で特に強化しているのがデジタル人材の育成です。AIやデータサイエンスなどの技術を使うために必要な知識(=デジタルリテラシー)に加えて、図研テックの独自の強みを活かし、EMC設計や熱設計などエレクトロニクス設計の知見を兼ね備えた、デジタルとエレクトロニクスの“二刀流”ができる人材をテーマに教育制度を整備しています。

【具体的な取り組み】

①デジタル技術者 認定資格制度の導入

デジタルリテラシー協議会(Di-lite)の活動方針に賛同し、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシーの範囲とされる「ITソフトウェア領域」「数理・データサイエンス領域」「AI・ディープラーニング領域」のスキル取得を社員に推奨しています。
Di-liteの推奨資格であるG検定(ジェネラリスト検定)、データサイエンティスト検定(DS検定)、ITパスポート試験の他、社内独自の認定資格を設定し、合格者には報奨金を支給しています。このような取り組みを通じて、社員のスキル習得への意識を向上させるとともに、学び合う風土を醸成することを目指しています。

②全社員にeラーニング受講IDを発行

前述の通り、お客様に提供する教育サービスのeラーニング化に合わせて、社内研修についても、エレクトロニクス設計領域の回路設計・EMC設計・熱設計・モデルベースデザインなどの研修内容をeラーニングの講座としました。
これらに加えて、デジタル領域の最先端技術のスキル習得の基礎とするべく、AIを中心とするDX人材育成のためのeラーニングプラットフォームを提供するアイデミーと共同開発した「AI/DXリテラシー教育」を、いつでも、個人の学習レベルや志向に合わせて自由に受講できるように全社員に受講IDを発行しています。

③オープンバッジを活用した社内資格認定制度

一般財団法人オープンバッジ・ネットワークに加入し、各コースの修了認定試験合格者に認定バッジを授与して、習得スキルの証明として活用する仕組みも用意しています。
オープンバッジは、学習した内容や取得した資格をデジタル化、可視化することができるため、メール署名、名刺、職務履歴の紹介など様々な場面で活用しています。

 

今後について

図研テック 代表取締役社長 野田健彦より
「図研テックは、急速に変化するデジタル化、社会・労働環境の急激な変化に適応すべく図研テックの強みであるエレクトロニクス設計に加え、AIやデータサイエンスに代表されるデジタル技術を備えた“二刀流”ができる人材を育成しています。進化する日本のモノづくりに必要とされる人材と技術を醸成し、製造業のお客様の事業にさらに貢献するべく、新たなチャレンジをし続ける企業でありたいと考えています。」