既設のデータベースから、目的の情報を瞬時にピックアップ
問合せやクレーム内容を入力すると、AIが文章の特徴を算出し、ご利用中のデータベース(CRMなどの顧客管理システム)から、特徴が類似する過去データを検索します。キーワード検索と異なるため、「製品が燃えた」というクレームを入力して「発火」という単語が使われている過去のクレーム情報を探し出すなど、目的とする情報の取得が容易に行えます。
企業の品質保証活動において、顧客の問合せやクレームへの素早く的確な対応は、重要な要素の一つです。
Qualityforce は、入力した問合せやクレーム内容の特徴をAIが算出し、類似する過去データを即座に検索するITシステムです。過去の問合せ対応が活かせる環境を実現し、品質情報管理に求められる「QR(クイックレスポンス)」を達成します。
また、顧客ニーズの把握や実証的な継続的改善に、問合せデータを活用するための分析業務は欠かせません。しかし、昨今いわれる「データ分析は前処理が8割」という言葉が示す通り、膨大なデータの加工にかかる時間が理由で、分析が思ったように進まない悩みを抱える企業は多いと思われます。
Qualityforce は、パレート図、連関図、マトリックス図など、代表的なQC手法によるデータ分析が実行できます。分析に欠かせないセグメント化や層別化といったデータの加工処理はAIが実行するため、速やかに分析結果を得ることが可能になります。
問合せやクレーム内容を入力すると、AIが文章の特徴を算出し、ご利用中のデータベース(CRMなどの顧客管理システム)から、特徴が類似する過去データを検索します。キーワード検索と異なるため、「製品が燃えた」というクレームを入力して「発火」という単語が使われている過去のクレーム情報を探し出すなど、目的とする情報の取得が容易に行えます。
トラブルや要因の種別など、データのカテゴリーを表す項目に未入力箇所があった場合、AIが他データの内容から値を推定して補完します。セグメント化や層別化(データの共通点や特徴に着目したグループ化)など、データ分析に欠かせない前処理をAIが強力に支援します。
QC7つ道具の一つである「パレート図」、新QC7つ道具の「連関図」や「マトリックス図」など、代表的なQC手法は条件を指定するだけで簡単に作成できます。
【パレート図】
【連関図】
【マトリックス図】
文書テンプレートを作成し、データ項目とテンプレート内の出力先を対応付けることで、定型帳票を自動作成できます。クレームの原因と対策をまとめた社内向けの経緯報告書や、顧客向けの調査報告書など、レポート作成にかかる工数を削減できます。