50年に及ぶ航空機の製品ライフにわたって
「号機別」のトレーサビリティ確保
川崎重工は、なぜその膨大な工数を劇的に削減できたか
川崎重工の社内カンパニーである航空宇宙システムカンパニーは、日本有数の航空機メーカーです。航空機メーカーは長期間、確実・正確なトレーサビリティが要求されるため、設計・製造工程間の情報整合に多大な工数がかかるのに加え、防衛航空機は号機別の形態管理が求められます。このミッションクリティカルな要件をクリアしつつ、工数削減やリードタイム短縮も実現するという難題に取り組むため、川崎重工は図研の「E3.series」と「DS-2」を導入しました。
【導入後の効果】
・CAD・PDM の機能で各工程の設計データ整合や出図を自動化
・機構設計(3D モデル)完成部位からハーネスの並行設計を実現
・納入後の機体の号機形態やハーネス等の改修状態を即時参照可能
・12 人月を費やしていた4 万本に及ぶ導通検査の工数を大幅に削減