富士電機機器制御株式会社がE3.series用の部品ライブラリデータ提供を開始

2015/11/20 配信

図研の電気制御設計CADシステム「E3.series」専用のライブラリデータ無料ダウンロードサイト「E3.plus」にて、富士電機機器制御株式会社製部品(4,300点)のライブラリデータ提供を開始しました。

今回提供されるライブラリデータは、ブレーカ、電磁開閉器・接触器、コマンドスイッチ(押しボタンスイッチ)、サーキットプロテクタ、マニュアルモータースタータ等、合計4,300点になります。富士電機機器制御株式会社では、制御盤の省スペース機器提案を推進しており、今回のライブラリデータ提供により、制御盤内の主要部品に対応することで、E3.seriesユーザーの省スペース設計に大きく寄与できると期待しています。図研では、富士電機機器制御株式会社との取り組み内容を、「システムコントロールフェア2015」(12月2日~4日、東京ビッグサイトで開催)で展示する予定です。(出展に関する情報はこちら

今回の富士電機機器制御株式会社との取り組みに関して、2012年にE3.seriesを導入し、制御設計の効率化に大きな効果をあげている富士電機株式会社 産業インフラ事業本部 東京工場 制御システムセンター開発設計部 部長 佐藤 孝様から以下のコメントをいただいています。

「制御盤・配電盤の製作に関わるワークコストの最小化には一度登録したデータを間接・直接部門で使い回せる事が必要です。従来、部門毎個別ライブラリデータから全部門が一気通貫で使えるセントラルデータベース構築を目指しE3.seriesを導入しました。E3.seriesで最大の効果を得るためには登録された器具データを流用することが重要であり、予め登録した事で間接部門(設計・工務・生産)における業務効率の大幅な改善につながりました。現在は製造とのデータ連携を進めており、直接部門での改善にも大きく貢献できると確信しています。今回、富士電機機器制御のデータベース公開により盤のワークコストの最小化に弾みがつく筈です。」

ダウンロードサイトはこちら 【E3.plus】
※ご利用いただくには会員登録(無料)が必要です。

【富士電機機器制御株式会社について】
富士電機機器制御株式会社は、受配電・制御機器分野で日本市場をリードしてきた富士電機株式会社の器具事業部門と、同分野におけるグローバルトップメーカーである仏シュナイダーエレクトリック社の日本事業を統合した合弁会社です。
お客様の必要とする製品を素早く、安定的に供給するだけでなく、実際に製品・システムを利用されるお客様のニーズをとらえ、省エネ、環境への配慮、高い信頼性と安全性を目指した、先進的で最適な受配電・制御機器ソリューションを提案しています。また、国際規格の製品と世界規模のサービスネットワークで、お客様のグローバルな事業展開をサポートいたします。

富士電機機器制御株式会社に関する詳しい情報は、ホームページをご覧ください。
http://www.fujielectric.co.jp/fcs/

【この件に関するお問合せ先】
株式会社図研 コーポレートマーケティング室
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