電気設計環境改革の事例

ケーブル製造指示図効率化「XVL Studio WR」の導入事例紹介

■E3.series & XVL Studio WR 導入事例

株式会社エイアンドティー 様

ハーネス製造を内製から外注へ
― そのスムーズな移行を支えたE3.series とXVL Studio WR 

株式会社エイアンドティー(以降、A&T)は病院の検査室向けの装置、試薬、システムの開発、製造、販売、サポートを行っている企業で、検体検査装置、臨床検査試薬、検体検査の自動化システム(LAS)、臨床検査情報システムの4つの柱で事業を行っています。検体検査装置やLAS は、開発時に国内外のEMCや医療機器の規制に対応する必要があります。特にEMC 規格は基準に適合していないと販売自体ができないため、EMCに影響を及ぼす可能性のあるハーネスの接続や、引き回しは開発時の重要な留意点となります。

開発部門では、それまで自社工場で製造していたハーネスを、外部のハーネス製造会社に委託するようになったことを機に、図研の電装設計CAD「E3.series」と3D 配索検討ツール「XVL Studio WR」を導入しました。導入に至った背景や、導入効果、今後の展望についてお
話を伺いました。

 

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■XVL Studio WR & E3.series 導入事例

ニチコン株式会社 様

煩雑な手作業からの脱却、開発プロセスの“ あるべき姿” を目指す
設計部門の多品種開発の効率化から、設計- 生産の一気通貫を目指して 

あらゆる電子・電機機器に不可欠なコンデンサや回路製品の開発、製造、販売をおこなう企業であるニチコン株式会社は、2010年に「NECST(Nichicon Energy ControlSystem Technology)プロジェクト」を発足させ、家庭用蓄電システムやV2H(Vehicle to Home) システム、EV 用急速充電器、公共・産業用蓄電システムなど、環境社会への貢献とビジネスの拡充へ向けて、独自の新製品の開発や販売活動を進めています。

蓄電技術統括部 蓄電システム技術グループでは、家庭用蓄電システムの開発を担当しており、開発環境でボトルネックとなっていた結線図・ハーネス図の作図環境の改善を目的として、2018 年に「E3.series」、2021 年に「XVLStudio WR」を導入しました。図研のハーネス設計ツールを導入した背景や今後の展望を伺いました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例:

京都電機器株式会社様

直感操作で、製造部門でも3D配線設計と作業指示書を作成できる!
─ XVL Studio WR の導入による、モノづくり現場力の向上 ─

 

パワーエレクトロニクス分野の電源関連製品を主力事業とし、半導体製造装置などの内部に組み込まれる電源製品を開発・設計している京都電機器株式会社。開発品を製造し、製造関係の業務改善を企画・推進する役割として同社に新設されたのが、資材調達部 生産企画課です。同部署は2019年に図研の3D配線検討ツール「XVL Studio WR」 を導入しました。
導入の背景と目的、目指すべき設計環境について、生産企画課 の方たちにお話を伺いしました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例:

株式会社アドバンテスト様

ケーブル経路を含めた3D モデルの有効活用により、
新製品の立ち上げを加速「創る前に作る」

 

最先端デバイスの設計が、誤動作せず意図したとおり正しく動くかをテストする半導体テスト・システムの大手メーカである株式会社アドバンテスト。同社で製造プロセスの横串機能を担う生産本部に所属するSRD製造技術部は生産技術の機能を担い、EB露光装置等の新製品を移管するミッションを担っています。同部署は、2018年に図研の3D配線検討ツール「XVL Studio WR」を導入しました。
導入の目的、設計・製造移管の目指すべき環境について、SRD製造技術部の方たちにお話を伺いました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例

神鋼テクノ株式会社 様

設計段階での3D配線検討が製造・メンテナンス作業でのバラツキを防止
製品QCD 向上に貢献、カスタム品設計の時短にも効果発揮

 

神戸製鋼グループの機械・制御設計を担う神鋼テクノ株式会社は、環境保護、省資源、省エネルギーに貢献する様々な機械や装置を設計しています。
環境エネルギー本部 冷熱・エネルギー室が設計している産業用冷凍機ユニットの使用用途は多岐に渡り、港湾設備に代表される大型冷凍・冷蔵庫や食品、医薬品、化学品等の製造ライン、自動車等に代表される産業機器の環境試験装置に組み込まれています。
その冷凍機ユニットの設計に活用している3D CADにおいて、先行する機械部分に加えて電気配線箇所の領域までを3Dデータで融合することでユニット設計のシームレス化を実現し、課題の解決や組み立て精度の向上を目標に「XVL Studio WR」を導入していただきました。導入の経緯、期待する効果についてお話を伺いました。

 

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