電気設計環境改革の事例

ケーブル製造指示図効率化「XVL Studio WR」の導入事例紹介

■XVL 導入事例

古野電気株式会社 三木工場 様

XVL 3Dアニメーションが変える製造現場の姿
― だれにでも分かり易い作業指示書を従来の作成工数の半分で実現 

世界で初めて魚群探知機の実用化に成功し、船舶用電子機器でトップシェアを誇る古野電気株式会社(以下、古野電気)。同社の三木工場の製造部門では、年齢や国籍等に関わらず全従業員が同じ手順、同じ品質で生産することが求められています。従来は作業指示書が2D図面だったため、新人や外国人の方に大型船舶機械のような複雑な組立手順を正確に伝達することが難しく、作業ミスが発生していました。また、作業指示書は試作後の限られた時間で作成しており、試作のやり直しや設計変更で、作業指示書の修正に膨大な工数が発生し、生産技術部門の業務を圧迫していました。そこで、作業指示書の3Dアニメーション化により、製造現場の作業効率と製品品質の向上を実現するため、XVL Studio(以下、XVL)を導入しました。導入の背景や直面した課題、導入効果、そして今後の展望について聞きました。

 

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■XVL 導入事例

古野電気株式会社 サービス統括部 様

一刻も早い修理完了で、お客様の信頼を獲得!
― 現場へのXVL 展開による、3D 組立手順書がもたらす情報高度化とサービス品質向上の劇的進化 

世界で初めて魚群探知機の実用化に成功し、船舶用電子機器でトップシェアを誇る古野電気株式会社(以下、古野電気)。サービス統括部テクニカルセンターは、社内のサービス現場や代理店からの問い合わせに対する技術サポートを行っています。扱う商品の性格上、修理時間はお客様にとって非常にクリティカルな課題ですが、ソナーをはじめとする船舶用大型機器は構造が複雑なため、機械が壊れた際、2D の組立手順書では、迅速、正確に修理することは簡単ではありませんでした。そこで、古野電気はサービスマンが提供する修理やメンテナンスの質をさらに高めるため、XVLを導入しました。導入の背景や課題、導入効果、今後の展開などについて伺いました。

 

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■E3.series & XVL Studio WR 導入事例

株式会社エイアンドティー 様

ハーネス製造を内製から外注へ
― そのスムーズな移行を支えたE3.series とXVL Studio WR 

株式会社エイアンドティー(以降、A&T)は病院の検査室向けの装置、試薬、システムの開発、製造、販売、サポートを行っている企業で、検体検査装置、臨床検査試薬、検体検査の自動化システム(LAS)、臨床検査情報システムの4つの柱で事業を行っています。検体検査装置やLAS は、開発時に国内外のEMCや医療機器の規制に対応する必要があります。特にEMC 規格は基準に適合していないと販売自体ができないため、EMCに影響を及ぼす可能性のあるハーネスの接続や、引き回しは開発時の重要な留意点となります。

開発部門では、それまで自社工場で製造していたハーネスを、外部のハーネス製造会社に委託するようになったことを機に、図研の電装設計CAD「E3.series」と3D 配索検討ツール「XVL Studio WR」を導入しました。導入に至った背景や、導入効果、今後の展望についてお
話を伺いました。

 

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■XVL Studio WR & E3.series 導入事例

ニチコン株式会社 様

煩雑な手作業からの脱却、開発プロセスの“ あるべき姿” を目指す
設計部門の多品種開発の効率化から、設計- 生産の一気通貫を目指して 

あらゆる電子・電機機器に不可欠なコンデンサや回路製品の開発、製造、販売をおこなう企業であるニチコン株式会社は、2010年に「NECST(Nichicon Energy ControlSystem Technology)プロジェクト」を発足させ、家庭用蓄電システムやV2H(Vehicle to Home) システム、EV 用急速充電器、公共・産業用蓄電システムなど、環境社会への貢献とビジネスの拡充へ向けて、独自の新製品の開発や販売活動を進めています。

蓄電技術統括部 蓄電システム技術グループでは、家庭用蓄電システムの開発を担当しており、開発環境でボトルネックとなっていた結線図・ハーネス図の作図環境の改善を目的として、2018 年に「E3.series」、2021 年に「XVLStudio WR」を導入しました。図研のハーネス設計ツールを導入した背景や今後の展望を伺いました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例:

京都電機器株式会社様

直感操作で、製造部門でも3D配線設計と作業指示書を作成できる!
─ XVL Studio WR の導入による、モノづくり現場力の向上 ─

 

パワーエレクトロニクス分野の電源関連製品を主力事業とし、半導体製造装置などの内部に組み込まれる電源製品を開発・設計している京都電機器株式会社。開発品を製造し、製造関係の業務改善を企画・推進する役割として同社に新設されたのが、資材調達部 生産企画課です。同部署は2019年に図研の3D配線検討ツール「XVL Studio WR」 を導入しました。
導入の背景と目的、目指すべき設計環境について、生産企画課 の方たちにお話を伺いしました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例:

株式会社アドバンテスト様

ケーブル経路を含めた3D モデルの有効活用により、
新製品の立ち上げを加速「創る前に作る」

 

最先端デバイスの設計が、誤動作せず意図したとおり正しく動くかをテストする半導体テスト・システムの大手メーカである株式会社アドバンテスト。同社で製造プロセスの横串機能を担う生産本部に所属するSRD製造技術部は生産技術の機能を担い、EB露光装置等の新製品を移管するミッションを担っています。同部署は、2018年に図研の3D配線検討ツール「XVL Studio WR」を導入しました。
導入の目的、設計・製造移管の目指すべき環境について、SRD製造技術部の方たちにお話を伺いました。

 

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■XVL Studio WR 導入事例

神鋼テクノ株式会社 様

設計段階での3D配線検討が製造・メンテナンス作業でのバラツキを防止
製品QCD 向上に貢献、カスタム品設計の時短にも効果発揮

 

神戸製鋼グループの機械・制御設計を担う神鋼テクノ株式会社は、環境保護、省資源、省エネルギーに貢献する様々な機械や装置を設計しています。
環境エネルギー本部 冷熱・エネルギー室が設計している産業用冷凍機ユニットの使用用途は多岐に渡り、港湾設備に代表される大型冷凍・冷蔵庫や食品、医薬品、化学品等の製造ライン、自動車等に代表される産業機器の環境試験装置に組み込まれています。
その冷凍機ユニットの設計に活用している3D CADにおいて、先行する機械部分に加えて電気配線箇所の領域までを3Dデータで融合することでユニット設計のシームレス化を実現し、課題の解決や組み立て精度の向上を目標に「XVL Studio WR」を導入していただきました。導入の経緯、期待する効果についてお話を伺いました。

 

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