図研、産業機械メーカ・制御盤メーカ向け電装設計ツールの機能強化

2012/07/06 配信

株式会社図研(以下、図研)は、産業機械メーカ・制御盤メーカ向け電装設計ツールの主力製品である「E³.series」に、3D技術を適用した機能拡張を行います。

工作機械をはじめとした産業機械の電子化・複雑化と、新興国メーカとの市場競争激化を背景に、国内企業からの電装設計効率化のニーズが高まっており、「E³.series」はここ数年順調に販売を拡大しています。「E³.series」は、欧米の有力工作機械メーカ、FA機器メーカなどを中心とする世界中のメカトロニクス市場において、すでに2000社を超える導入実績がある製品ですが、国内での市場拡大に伴い、日本のお客様に適した機能をより一層強化するとともに関連するサービスの提供を推進します。

その第一弾として「E³.series」の特長でもある3Dでの制御盤レイアウト検討機能、結線検討機能、測長機能などを活かし、これら3D設計情報を製造現場への製造指示にも活用するための機能を日本独自に実装します。これにより、従来紙図面で行われていた製造指示を3Dデータで行うことが可能になり、作業効率を大幅に改善することができます。

この新機能は、7月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される「テクノフロンティア2012」における「第7回設計支援システム展」(図研ブース番号:5C-214)に参考出展します(出展内容詳細はこちら)。

図研は「E³.series」を産業機械市場向けの戦略ソリューションと位置づけ、モノづくりインフラ構築ITソリューションとも連携させることで、より効果的な電装設計プロセス効率化を提案していき ます。

なお、「E³.series」についての詳細は、下記サイトをご参照ください。
https://www.zuken.co.jp/product/e3/

(参考)
「E³.series」による3Dデータ表示例。
E3_data_indicate.png

【本件に関するお問合せ先】
株式会社図研 コーポレート・コミュニケーション室
TEL:045-942-1511(代)
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