図研、電気設計PDMを3ヶ月で構築

2014/07/15 配信

株式会社図研(以下、図研)はこの度、株式会社日立産業制御ソリューションズ(茨城県、取締役社長 髙山光雄、以下、日立産業制御ソリューションズ)に、電気設計情報管理システム(PDM)「DS-2 Expresso(ディーエスツー・エクスプレッソ)」を納入いたしました。

日立産業制御ソリューションズ 組込みエンジニアリング部門では、電気・機構設計分野における「部品情報管理」、「設計成果物管理・活用」、「部品表作成ルール」の統一に取組んでおり、その一環として「DS-2 Expresso」の導入を決めました。

PDMシステムは、通常6ヶ月から1年をかけて構築・導入を行いますが、今回図研は、本年から本格的に販売を開始した新製品「DS-2 Expresso」の特長を最大限に活用することにより、3ヶ月というこれまでにない短期間での構築、運用開始を実現いたしました。これは、「DS-2 Expresso」が部品情報、部品表、成果物などで管理される各属性項目を最適な形のプリセットで提供していることや、システム機能の動作定義についても各種テンプレートを豊富に用意していることから、システムのカスタマイゼーションを最小限に抑え、かつ顧客が必要とする機能を短期間で実装できることによるものです。

今回の「DS-2 Expresso」の導入に関して、日立産業制御ソリューションズ 事業企画統括センタ 組込み業務改革部 部長の松永敏裕様から、次のようなコメントをいただいております。

「3ヶ月という構築期間だけでなく、当社が必要とする機能要件を満たしたPDMであることを高く評価しています。今回導入した『DS-2 Expresso』が当社の電気・機構設計領域においてさらなる設計効率と品質向上に成果を出すことを期待しています。」

「DS-2 Expresso」は、短い構築期間での導入が可能であるだけでなく、ユーザーサイドの負荷を減らすための豊富な運用支援サービスメニューも提供しています(2014年3月26日発表記事「図研、電子部品情報の維持・管理など電気設計環境の立上げ・運用を支援するサービスを拡充」参照)。図研では、より投資対効果の高い電気設計環境を提供していくため、今後さらに機能強化やサービスの拡充につとめてまいります。

尚、「DS-2 Expresso」をはじめとした図研の最新の電気設計環境については、来る7月23日から25日まで東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 2014」でも展示いたします。

詳しくはこちらを御覧ください。

https://www.zuken.co.jp/info/detail/tf2014.php

また、10月16日および17日に横浜ベイホテル東急で開催される「Zuken Innovation World 2014」では、日立産業制御ソリューションズにおけるDS-2 Expresso導入事例の詳細が発表されます。

【関連資料】

「DS-2 Expresso」の特長を含む運用の画面イメージは、添付資料「DS-2 Expresso 運用イメージ」をご参照ください。

DS-2_Expresso_operation_image.pdf [PDF 625KB]

【株式会社日立産業制御ソリューションズについて】

日立産業制御ソリューションズは、日立グループのインフラシステム事業の強化・拡大を目的として、日立と5つのグループ会社に分散する産業分野向け情報制御ソリューション・セキュリティシステム事業およびプリント基板製造事業を、2014年4月1日付で、再編・集約し設立された企業です。

新会社に関する詳細ホームページ:http://info.hitachi-ics.co.jp/product/newsrel/2014-03_news.html

【本件に関するお問合せ先】

 株式会社図研 コーポレートマーケティング室
 TEL:045-942-1511(代)
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