北米・シリコンバレーに新たな研究開発拠点「図研創造センター」を開設

2013/09/26 配信

図研はこの度、グローバルな研究開発力強化の一環として、北米シリコンバレーに新たな拠点となる「図研創造センター」(右写真)を開設いたしました。EDA関連のソフトウェアに関する製品企画と開発の拠点と位置づけ、今後組織体制を積極的に強化します。

図研のEDA製品は、これまで日本を含む世界各国のお客様のニーズを日本の開発部門に集約し、英国とドイツの開発部門と協調しながら機能開発を進めてきました。しかし、昨今、電子機器開発において重要な通信技術や半導体技術などで先端的な企業が北米、なかでもシリコンバレーを中心にした西海岸に集中する状況を踏まえ、お客様からのご要望に迅速かつ丁寧にお応えすべく、当センターをその創造的な活動の中核拠点としていきます。

 

 

センター長兼エグゼクティブディレクターとして、Humair Mandavia(右写真)が新たに就任いたします。新設する「図研創造センター」は、グローバルに影響力を持つ北米のお客様や、同地に研究拠点を持つ世界の先端機器を設計するお客様との関係を一層強化するとともに、解析技術などの分野における技術パートナー企業との提携なども視野に入れ、日本と欧州の開発拠点と協力してEDA製品の企画・開発を先導する役割を担います。この新拠点を中心とする開発体制の強化によりEDA製品の機能向上を図り、北米市場における存在感を高めるとともに、先端技術を活用した電子機器の設計システムを必要とする全世界のお客様に向けて販売活動を推進します。 Humair.jpg

 

現地2013年9月23日に、「図研創造センター」に近いHyatt Regency Santa Claraにおいてオープニングニング・セレモニーが開催されました。主要メディアとのプレスカンファレンスの後、お客様およびシリコンバレーを拠点とするパートナー企業より約50名をお招きしてカクテルパーティーが開催され、日本からも代表取締役副社長の勝部迅也、「図研創造センター」を含む全社開発部門責任者である常務取締役仮屋和浩が参加しました。 お客様の代表としてSynopsys Inc.会長のDr.Aart de Geusからスピーチをいただきました。パーティは予定時間をオーバーするほど盛況のうちに終了し、シリコンバレー新拠点の幸先の良いスタートとなりました。 katsube.jpg

*オープニング・セレモニーでご挨拶する代表取締役副社長勝部迅也

op_ceremony.jpg*オープニング・セレモニー会場の様子

図研は今後3年間に同拠点の組織強化や提携、M&Aなどに対し、総額30億円から50億円の投資を予定しています。

なお、「図研創造センター」の役割や今後の活動計画などの詳細については、10月10日と11日に開催される図研のプライベート展「Zuken Innovation World 2013」においてご紹介する予定です(10月11日の講演No.2A1)。「Zuken Innovation World 2013」の内容のご確認ならびにご登録は、下記の特設サイトにてお願いします。お申込みキーワードは「soz2013」です。

https://www.zuken.co.jp/private/ziw2013/

<参考>
図研創造センター(Zuken SOZO Center)
1900 McCarthy Blvd., Suite 400
Milpitas, CA 95035, USA
Phone: +1-408-890-2831
 

【本件に関するお問合せ先】

株式会社図研 コーポレート・コミュニケーション室
TEL:045-942-1511(代)
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