図研、電通国際情報サービス(ISID)と協業

2019/10/31 配信

株式会社図研(神奈川県横浜市、代表取締役社長 金子 真人、以下「図研」)は、株式会社電通国際情報サービス(東京都港区、代表取締役社長 名和 亮一、以下「ISID」)とパートナー契約を締結し、同社の開発の見える化支援ソリューション「iQUAVIS」の販売を開始するとともに、図研のMBSE関連ソリューションを中心とした設計エンジニアリング環境と「iQUAVIS」との連携を目指して協業していくことを本日発表しました。

複雑化・高度化が進む今日の製品開発において、図研ではE/E論理設計や物理設計のエンジニアリングの最適化に繋がるMBSEの関連ソリューション提供を強化しています。一方、ISIDの「iQUAVIS」は、システムズエンジニアリングの推進を図る企業に要求/実現手段の可視化およびトレーサビリティ、プロジェクトマネジメントの支援ソリューションとして、その効果が期待されています。
両社は、この協業を通じて、例えばシステムアーキテクチャ領域で実施した「iQUAVIS」の技術ばらし情報を、E/E設計フェーズにおいて図研のシステムレベル構想設計環境「CR-8000 System Planner」、およびデータ管理プラットフォーム「DS-2」に連携させることを検討していきます。そのような連携のもとで、システムズエンジニアリング領域からE/E設計領域への抜け漏れない要求機能展開に繋がる設計フローを構築することが期待でき、共通の顧客に対してより大きな価値の提供を目指してまいります。

図研のプロセスイノベーション推進部 部長の稲石 浩通は次のように述べています。
「システムズエンジニアリングの領域において、顧客が望む成果を実現するためには、様々なソリューションとの連携が非常に重要であり、iQUAVISの持つ、システム領域から詳細設計までの技術・要件の見える化やトレーサビリティ管理のソリューションを、図研のソリューションと融合させることは、非常に大きな優位性になるでしょう。」

先日10月17,18日に開催された図研のプライベートイベント「link_icon.gif Zuken Innovation World 2019」では、ISID先端技術推進室 営業開発部 部長 金上裕輔様による「技術をつなぎ、プロセスをつなぐ iQUAVISが支援するシステムズエンジニアリング」と題した講演セッションが実施され、図研ソリューションとiQUAVISとの連携について詳しい展示も行われました。

【電通国際情報サービス(ISID)について】
ISIDは、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支えるテクノロジー企業です。金融業務や製品開発の領域で創業以来培ってきた知見に加え、人事・会計など企業活動の根幹を支えるシステム構築の実績、電通グループのマーケティングノウハウ、そしてIoTやロボティクス、AIなど先端技術の社会実装に向けたオープンイノベーションへの取り組みにより、社会と企業の課題解決に貢献する、価値あるソリューションを生み出し続けています。

【電通国際情報サービス(ISID) 会社概要】
社名:株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者:代表取締役社長 名和 亮一
本社:東京都港区港南2-17-1
URL:link_icon.gif https://www.isid.co.jp/
設立:1975年
資本金:81億8,050万円
連結従業員:2,783名(2018年12月末現在)
連結売上高:91,024百万円(2018年12月期)

【本件に関するお問合せ先】
 株式会社図研 コーポレートマーケティング室
 TEL:045-942-1511(代)

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