
回路・電装設計プロセス一気通貫で、図面作成工数を8割削減
株式会社図研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:勝部迅也、以下 図研)は、産業用ポンプや航空機部品、人工透析装置などを製造・販売する日機装株式会社(以下、日機装)のメディカル事業本部において、電装設計システム「E3.series」が導入されたことを発表します。
日機装メディカル事業本部では、医療機器のグローバル展開を加速するなかで、各国仕様への対応や製品バリエーションの増加に伴い、設計品質向上と開発リードタイム短縮の両立が重要な課題となっていました。
従来、日機装の電装設計業務は、汎用CADを用いた作業が中心であり、仕様書から図面への転記、部品選定、図面間の整合確認など、多くの工程が手作業となっていました。その結果、入力ミスや確認漏れなどのヒューマンエラーが発生しやすく、検図作業の負荷も増大していました。また、各国仕様への対応や設計変更の増加により設計工数・負荷が高まり、設計者が本来注力すべき新規技術開発に十分な時間を確保できない状況となっていました。こうした状況から、電装設計環境の刷新に着手し、図研の電装設計システム「E3.series」を採用しました。
■ E3.seriesの選定理由
日機装では、以下の点を評価し、「E3.series」の採用を決定しました。
- 既存の回路設計CAD「CR-8000 Design Gateway」との高い親和性とデータ連携
- 部品ライブラリの環境構築から運用定着までを支援するサポート体制
- 操作体験会によるツール操作の事前確認
■ E3.series導入の主な効果
- 部品選定および図面作成の自動化により、ケーブル図・接続図の作成時間を80%削減。設計品質と作業効率の向上を実現
- 回路設計CADとのデータ連携により、転記や目視確認作業を削減。回路設計から電装設計まで一気通貫の自動化を実現
- 部品の生産中止(EOL)発生時の代替部品の置き換えなど、設計変更に伴う影響範囲の特定、図面一括変更が容易になり、長期にわたる図面管理の効率化を実現
日機装株式会社 メディカル事業本部 メディカル技術センター 装置開発部 第二グループ 宮本 敏之 氏は、次のように述べています。
「E3.seriesを活用した部品表/布線表の自動生成、コネクターおよびコンタクトの自動選定とケーブル径の自動計算等により、新機種開発の際に、装置1 台にかかるケーブル図および接続図の図面作成時間を約8割削減できています。また、設計ミスを自動検出するDRC(Design Rule Check)機能の活用で検図の負荷も大幅に軽減され、設計品質と効率の両面で大きな効果を感じています」
日機装では、今回の設計環境をさらに発展させ、3D CADデータを活用した部品干渉の事前検証やケーブル配策検討ができる環境構築も進めていく予定です。
図研は、今後も設計業務の自動化・効率化を実現する製品・ソリューションを提供し、製造業のエンジニアリングプロセスの高度化・最適化に貢献してまいります。
■ 詳細は導入事例に掲載
日機装株式会社 E3.series導入事例ダウンロードは、 こちら
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株式会社図研
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