米マイクロソフト社が設計データ管理システムとして図研DS-2を採用

2016/05/10 配信

株式会社図研(以下、図研)は、米マイクロソフト社Device Divisionが同社の各製品のサプライチェーンを統合したライブラリ・設計データ管理システムとして図研の「DS-2」を採用したことを発表いたします。

「Surface」、「Xbox」、「Band」、「HoloLens」、「Phones」、「Surface Hub」などの製品群を開発するマイクロソフト社Device Divisionは、サプライチェーンとより統合された効率的な設計データ運用を必要としていました。そして同社製品ポートフォリオが拡大する中、設計品質の向上と開発サイクルの短縮を達成していくためには、これらの各製品を跨いだ電気設計CADデータのリユース(再利用)や共有が必要であるとの判断に至りました。また、同社のデザインチームは、サプライチェーンで発生する開発期間や製造性に影響する様々な要因を、より早く把握できることが必要であると考えていました。

マイクロソフト社Surface製品担当エンジニアリングディレクターであるErik von Fuchs氏は、図研の「DS-2」採用の背景と今後の展開について、「『Surface™』製品ポートフォリオの拡大により、電気設計データの効率的な運用管理が設計プロセス改善にとって大変クリティカルな要因となっていました。『DS-2』は、我々が必要とした全ての機能を満たしていました。我々は、『DS-2』が提供する製品間を統合したサプライチェーンの最適化により設計者がその情報を設計段階ですぐに活かすことが可能になることに大変喜んでいます。我々は、『DS-2』を使った電子部品ライブラリ情報管理を次の段階に進めようとしています。そして現在その結果に非常に満足しています。」と述べています。

Zuken USAのCEOであるKent McLerothは、マイクロソフト社の「DS-2」採用について、「回路、基板、電子部品、製造データなどのエンジニアリングに関わる様々な情報を適切に管理・運用していくことが、エレクトロニクスメーカーにとって差別化要因になりつつあります。マイクロソフト社による図研『DS-2』の採用はその証左であり、既に成果を出していることは『DS-2』がこの課題に最適なソリューションを提供できることを意味しています。」とコメントしています。

図研は、マイクロソフト社の優れた製品開発に貢献していくため、今後も日本・米国の拠点が協力して、サポート体制をより強化してまいります。

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※Surface、Xbox、Band、HoloLens、Phones、Surface Hub は米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。その他の製品名および会社名は各社の商号、登録商標または商標です。

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