from Z vol.26

2020/09/12 配信

vol.26のテーマは「不確実な時代を生き抜くDXと解析主導型設計」です。新型コロナウイルスがもたらした「新常態」において、製造業が備えるべき「ダイナミック・ケイパビリティ(企業変革力)」の重要性を、経済産業省のキーパーソンと共に徹底討論しています。また、手戻りを防ぎ「今までと違うもの」を創り出すための解析主導型設計について、Ansys社との協調や、受託設計・製造の最前線に立つSohwa & Sophia Technologies社、キョウデン社の実践事例を通して詳述。デジタルで組織の壁を壊し、モノづくりの競争力を再定義するヒントが詰まった一冊です

【巻頭鼎談】
  • タイトル:動き出すDX No Digital, No Transformation の新常態
  • 登場人物:経済産業省 住田 光世氏、ビジネスエンジニアリング株式会社 羽田 雅一氏、ラティス・テクノロジー株式会社 鳥谷 浩志氏、株式会社図研 上野 泰生
  • 記事ハイライト:確実性が高まる中、環境変化を感知し事業を変革する「ダイナミック・ケイパビリティ」を高めるためのDXを議論。国内大手製造業でもサプライチェーンのシステム化がようやく半分という現状を指摘し、効率重視から柔軟性・強靭性重視への価値転換と、3Dデジタルツインによる「デジタルすり合わせ」の必要性を提言しています。
【鼎談】
  • タイトル:解析主導型設計の実現が、 組織の壁を壊す! ―Ansysと図研が手を組む理由―
  • 登場人物:アンシス・ジャパン株式会社 太田 明 氏、株式会社図研 畑 直樹、吉島 憲輔
  • 記事ハイライト:設計段階からシミュレーションを活用する「解析主導型設計(Simulation-led design)」を特集。最新の「Design Force 2020」では、解析結果をダイレクトに表示する機能を搭載し、解析専任者が資料作成に費やしていた膨大な時間を削減します。ツールと人の両輪で設計者と解析者の壁をなくし、高品質な製品を早期に生み出す「Pervasive Simulation」のビジョンを語ります。
【Challenge “To Be”への挑戦】
  • タイトル:様々な知見の「密なコミュニケーション」は 設計初期段階に、コンピュータ上で! それが解析主導
  •  登場人物:株式会社 Sohwa & Sophia Technologies 山田 智樹氏、金子 大介氏、浅田 一成氏     
          株式会社キョウデン 坂巻 真一氏、溝口 雅也氏、高氏 敏行氏
  • 記事ハイライト:基板設計のプロによる解析の実践事例を紹介。Sohwa & Sophia Technologies社では75名の設計者のうち12名が解析を担える体制を構築し、キョウデン社では年間約5,000件の案件をこなしつつ、DFMツールの活用でチェック時間を1時間から5分程度に短縮。設計の初期段階で問題を潰すことで、実機試作後の手戻りを激減させた成果を詳述しています。
ビジネス新潮流
  • タイトル:眼科医療の現場に変革をもたらす 大学発のベンチャー 「DeepEyeVision」
  • 執筆者DeepEyeVision株式会社 FOUNDER&CEO 自治医科大学 准教授 髙橋 秀徳氏
  • 記事ハイライト自治医科大学が保有する50万枚の眼底画像を学習したAI診断支援サービスを特集。AIによる一次解析と専門医のダブルチェックをクラウド経由で行うことで、医療体制が不十分な地域でも高度な診断を可能にします。AIを教育ツールとして活用し、医療全体の質を向上させるスタートアップの挑戦を追います。
MONOism
  • タイトル:五感を研ぎ澄まして 作り出される 雅やかな錺かんざし
  • 職人:かざり工芸三浦 四代目 三浦 孝之氏
  • 記事ハイライト:江戸時代から続く「錺(かざり)かんざし」の技を伝承する職人の手仕事を紹介。グラフィックデザイナーから25歳で転身した三浦氏は、銀板から糸ノコで図柄を切り出し、鏨(たがね)でわずか1mmの違いにこだわって生命力を吹き込みます。100年後も受け継がれる「一生もの」を創り出す、感性と技術の融合に迫ります。

【発行】2020年9月

※各記事の掲載内容は冊子発行時の情報となります。

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