図研、「INCOSE International Symposium 2026」の公式プログラムで講演

2026/07/02 配信

日本の製造業におけるSE/MBSE導入に向けた実践的アプローチを紹介(講演資料の提供を開始)

2026年6月13日から18日までパシフィコ横浜で開催された、システムズエンジニアリング分野の国際フォーラム「INCOSE International Symposium 2026(IS2026)」において、株式会社図研(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:勝部迅也、以下 「図研」) DX戦略室 室長 阿部 稔によるプレゼンテーションが公式プログラムに採択され、6月18日に講演が行われました。

本シンポジウムは、システムズエンジニアリングに関する国際的な知見共有と議論の場として開催されているフォーラムで、今年は世界34カ国からシステムズエンジニアリングに携わる専門家が参加し、講演、パネル、チュートリアルなどを通じて活発な情報交換が行われました。

IS2026で採択された図研の講演は、次の通りです。

Making SE/MBSE Work: Practical Small-Start Adoption in Japanese Manufacturing」
株式会社図研 DX戦略室 室長 阿部 稔

日本の製造業におけるシステムズエンジニアリングおよびMBSE(モデルベース・システムズエンジニアリング)導入をテーマに、導入時の停滞を打破する「スモールスタート」による実践的なアプローチを提案

 

近年、製造業のビジネスは、製品単体の提供にとどまらず、顧客課題の解決を目的としたサービスを含めたソリューション提供にシフトしています。こうした変化によって、開発に携わる人々は、製品・システムの要求の複雑化に直面しています。SE/MBSEの導入は、この課題を解決するために非常に有効です。一方で、導入目的の曖昧さ、現場負荷への懸念、経営層と開発現場の期待値の差などが、実務への定着の障害となっています。

本講演では、車載機器、医療機器、産業機器、半導体製造装置メーカーなどにおける取り組みをもとに、小規模な領域から着手し、段階的に適用範囲を広げていくアプローチについて、以下のような実践例を紹介しました。

    • 製品の利用シーンや周辺環境を整理し、要求定義の精度向上につなげる取り組み
    • 顧客業務や課題を分析し、ソリューション要求の明確化につなげる取り組み
    • 製品バリエーションの増加に対応するため、標準化と流用設計を促進する取り組み

また、生成AIとMBSEの連携による要件分析の高度化や、メタモデルを活用した情報整理・解釈支援の可能性についても触れ、今後の設計開発環境におけるMBSE活用の展望を示しました。

<資料ダウンロード>

本講演のプレゼンテーション資料は、こちらよりダウンロードいただけます。

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<MBSE関連情報>

図研のMBSEソリューション
製造業向けMBSE・システム設計ツール GENESYS

展示会名 INCOSE International Symposium 2026(IS2026)
日時・会場 2026年6月13日(土) ~ 6月18日(木) パシフィコ横浜 会議センター
内容 論文発表、ケーススタディ、ワークショップ、パネルディスカッションなど

■図研グループによる技術セッション登壇
「Making SE/MBSE Work: Practical Small-Start Adoption in Japanese Manufacturing」
講演者:株式会社図研 DX戦略室長 阿部 稔

「Beyond the Model: Human Factors in Successful Systems Engineering and Product Management」
講演者:Zuken Vitech Inc.  Principal Product Manager Daniel Nguyen
公式サイト https://www.incose.org/events-education/international-symposium-2026/