【タイトル】
「経験と勘」からの脱却 MBSEで実現する引き算の設計と脱属人化
■ 概要
導入の背景: 海外売上比率が8割を占める中、見積設計における仕様検討の属人化が課題でした。担当者の経験や記憶に頼ることで仕様決定の根拠が曖昧になり、類似仕様の乱立(亜種の乱造)やコスト増を招いていました。
引き算の設計と用語の翻訳: 150%の標準仕様から不要な機能を削る「引き算の設計」を採用。また、ツールの難易度を下げるため、ツール用語を「顧客要求」や「製作要素」など、社内業務に根ざした言葉へ「翻訳」する工夫をしています。
暗黙知の形式知化による成果: BOMでは表現しきれなかった「技術的根拠」をGENESYSに蓄積。仕様決定のプロセスを可視化することで、流用設計の精度向上と確実な技術継承を可能にしました。
導入効果: 仕様検討のリードタイム短縮と流用率向上を実現。不要な特殊仕様の採用を抑止し、確実な技術継承と人材育成、そして国際競争力の強化に繋げています。
■ 掲載情報
【製品名】
GENESYS(MBSEツール)
Excel Connector(データ取り込みツール, option)
【MBSE適用範囲】
塗工機械の見積設計
【インタビュー話者】
株式会社ヒラノテクシード
取締役兼執行役員 設計・開発部門 部門長 大森 克洋 氏
設計部門 設計技術部 設計一課 三グループ グループ長 當麻 隼也 氏
(所属・肩書は記事制作当時のものです)
【記事制作年】 2026年1月