MBSEの活用事例

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■GENESYS活用事例

株式会社ヒラノテクシード 様


 

「経験と勘」からの脱却
MBSEで実現する引き算の設計と脱属人化

株式会社ヒラノテクシード(以下、ヒラノテクシード)は、プラスチックフィルムや金属箔などの基材への塗工・乾燥・巻き取りまでの生産ラインを一貫提供する塗工機械の開発・製造メーカーです。その装置で作られた製品は、リチウムイオン電池、液晶ディスプレイ、セラミックコンデンサーなど多様な分野で使用されています。同社は、顧客ごとのカスタマイズ対応を強みとしてきましたが、現在は売上の7~8割を海外が占め、海外での市場競争にも直面しています。
 こうした状況の中、課題となっていたのが営業と詳細設計をつなぐ見積設計における、仕様検討の属人化でした。見積設計プロセスの効率化と属人化を解消するため、図研のMBSEモデリングツール「GENESYS」が果たした役割とは、何だったのでしょうか。

【導入前の課題】
・仕様検討の長期化と属人化

多種多様な業界への導入実績が豊富である一方、過去実績が多岐にわたり、仕様検討に時間を要していた。また、複雑な検討を行う過程で担当者の知識、経験、記憶に頼ることが多く、仕様決定に至る経緯や根拠が曖昧となり、属人化していた。
・「亜種の乱造」とコストアップ
顧客要求の難易度上昇、短納期対応、および顧客要求の解釈のバラツキにより、仕様差異が多く発生し、類似ラインや亜種が乱造されていた。結果として、不要な特殊仕様の採用によるコストアップや、不具合が改善されずに引き継がれるなどの問題が発生していた。

※この導入事例のPDFファイルをこちらからダウンロードできます。

■GENESYS活用事例

東芝デバイス&ストレージ株式会社 様


 

東芝デバイス&ストレージが目指す
「みんなのMBSE」とリファレンスデザイン革新

今日の電子機器には、有線・無線を問わず多様なインターフェースが搭載され、私たちはそれらを介して異なるメーカーの製品と接続し、システムとしての利便性を享受しています。このように、時には未知の外部製品とも円滑な連携が必須要件となる「System of Systems」を前提とした製品開発には、全体のシステムについても、その中に含まれる個々のシステムについても、設計する側にさまざまな課題をつきつけています。
東芝デバイス&ストレージ株式会社(東芝デバイス&ストレージ)は、この課題に挑むべく、MBSE(モデルベース・システムズエンジニアリング)の導入を推進しています。以前、図研のお客様情報誌「from Z」でも取材させていただいたMBSE のエキスパートである福場義憲氏は、顧客との円滑な情報交換と製品開発プロセスの再構築にMBSE が有効であることに着目し、「設計開発に関わる全員が同じレベルでMBSE の知識を備え、顧客と設計者の間をつなぐ仕組み」の必要性を提唱。誰もが利用できる汎用テンプレートを多数作成し、メーカー間の共創基盤として「みんなのMBSE」を築くことを目指しています。(※「みんなのMBSE」についてはfrom Z vol28 巻頭対談もご参照ください)

今回は、半導体メーカーとしての備えとして、製品のリファレンスデザイン開発にMBSE を適用し、その改善と効率化を実現した取り組み詳細と、実際に東芝デバイス&ストレージ リファレンスデザインセンターで公開された電源のリファレンスモデル(サーバー用1.6kW LLC 方式AC-DC コンバーター)をご紹介します。

【内容】
・「みんなのMBSE」の実現にむけて半導体メーカーとしての備え
・GENESYS を活用した開発プロセスの最適化と再構築
・ユースケース起点の開発プロセス リクワイアメントの整理と育成
・MBSE 普及と共創基盤の実現に向けて

※この導入事例のPDFファイルをこちらからダウンロードできます。