図面間連携によって
検図作業とミスによる手戻りが激減
シスメックス株式会社は、図研の電気制御・ケーブル設計システム「E3.series」を導入することで、配線設計期間を7週間から3.5週間に半減し、検図作業とミスによる手戻りを激減させました。
■ 記事のハイライト
導入の背景: 装置内に約200本の配線コードがあり、手書きの転記やVisioによる人手に頼った作業が限界でした。情報の不整合から試作機が故障するなどの品質トラブルや、PDMへの手入力ミスが大きな課題でした。
図面間連携による自動化のポイント: 「E3.series」により全体配線図から個別のケーブル図面を自動生成する仕組みを構築。コネクタの自動配置や結線情報の引き継ぎにより、回路・基板設計データとの正確な同期を実現しました。
PDM連携とトレーサビリティの工夫: 組立図からBOM情報をPDMへ直接格納する機能を実装。医療機器に不可欠なトレーサビリティを確実に担保しつつ、ライブラリ登録代行サービスを活用してスムーズな運用立ち上げを図りました。
導入効果: 配線設計期間を7週間から3.5週間へ半減。検図工数とミスによる手戻りを劇的に削減し、個別化医療などの新領域へ注力できる開発時間の創出に成功しました。
■ 記事掲載情報
【製品名】
E3.series(電気制御・ケーブル設計システム)
【開発対象製品】
検体検査装置(多項目自動血球分析装置 XNシリーズ等)
【記事タイトル】
図面間連携によって検図作業とミスによる手戻りが激減
─ 「E³.series」の導入により、配線設計全体の期間が半分に ─
【インタビュー話者】
シスメックス株式会社
開発推進部 開発情報課 係長:大久保 孝一 氏
【記事制作年】
2018年5月