Club-Z機能解説:SP編

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

Products


図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -SP編-

2011.10.27

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Office系ツールと同様の操作性を実現し、ツールを利用する上での準備作業が不要です。
各物理オブジェクト間の信号接続を可視化し、インターコネクトの最適化検討が可能です。
ゼロからの新規設計だけでなく、詳細設計データと連携したデザインパーティショニングを実現します。

■デザインパーティショニング
ブロック・ダイアグラムで検討した論理情報を基板にマッピングできます。それぞれの物理オブジェクト形状は実寸サイズで表現されているため、実際の製品イメージに近い状態でデザインパーティショニングを行えます。

■マルチボードフロアプラン
基板や部品間を入出力される信号情報をラッツ表示できます。製品全体の信号情報を意識したフロアプランができ、精度の高いコネクタ部品の選定が行えます。

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■詳細設計情報の流用
詳細設計データをそのまま流用できます。
既存の設計資産情報を参考にした製品設計が行え、効率的なマルチボードフロアプランが行えます。

■既存のCADライブラリの活用
既存のCADライブラリ環境に登録されている部品情報や部品形状をそのまま利用できます。そのため、電気部品やコネクタ部品など、詳細形状を意識したマルチボードフロアプランが行えます。

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■3次元環境との連携
マルチボードフロアプランの結果を容易に3次元化できます。複雑な設定は一切不要で、3次元環境(Geometrical Visionary)と連携しているため、整合性のとれた平面と空間の2つの視点を使ったマルチボードフロアプランが可能になります。

主要部品の配置検討結果とメカ側から入手した筐体データを活用することで、2次元と3次元を連携させたより詳細な実装検討が行える環境を実例編で紹介します。

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■詳細基板設計への情報伝達
検討結果をそのまま詳細設計データに引き継げます。基板形状や部品の配置情報などを出力できます。さらに、それぞれに付加された属性情報も合せて出力できます。

次回の実例編では、実装検討の結果をそのまま詳細設計に反映でき、詳細設計の設計L/T短縮に効果がある点を紹介します。