Products
Design Force ココが凄い!
第2回 ハイスピード設計
2011.12.22
⑤ コンストレイントブラウザ
ハイスピード設計では、コンストレイント(設計制約)の設定/管理や配線後の検証なども重要で、かつ労力を使う作業になります。「Design Force」ではこれら作業の効率化にこだわり、ゼロから機能を見直しました。コンストレイントブラウザでは、差動ペアやスキューグループの設定、配線長などの検証、レポートの作成など、ハイスピード設計に関する作業を一元的に進めることが出来ます。
コンストレイントブラウザではペアになると予想されるEネットを一括で差動ペアに設定できます。スキューグループの作成はドライバ、レシーバ、ベース信号という形で決定していくので、設計者の思考に沿って設定することが可能です。
スキューグループの設定
また、コンストレイントの設定を元に制約違反のネットを一覧表で確認できます。対象のネットに関して、配線画面とクロスプロービングする事で該当箇所を確認できます。
制約ネットの確認
配線長などの一括レポート機能により、CSV出力も可能です。
レポート出力結果
「Design Force」のハイスピード設計支援機能はいかがだったでしょうか。回路の高速化に伴う基板設計作業の負荷は増大する一方です。「Design Force」の強力なオートルーターテクノロジによる配線機能、そしてコンストレイントブラウザによる制約管理/検証機能はハイスピード設計の効率化に寄与するものと確信いたします。
図研オフィスでは、「Design Force」を体感いただける無料セミナー『Design Force Experience』を定期的に開催しております。
詳細は、担当営業までお問い合わせください。
次回は「NEWコンセプト/部品内蔵基板」を予定しています。
記事一覧