Products
図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -BD編-
2008.11.27
差分抽出プログラム( boarddiff )
差分抽出プログラムでは、2つの基板データベース(PCBファイル)を比較し、その差分情報をアスキーファイル(変更差分ファイル)に出力します。
また、プログラム実行時にパラメータファイルにて差分抽出の対象となる層を指定可能です。 パラメータファイルを用意する事により、差分情報の必要な層にのみ処理が実行されますので、処理時間の短縮、差分ファイルのデータ量の軽減を行なう事が可能です。
本プログラムの詳細につきましては、CR-5000/Board Designer オンラインヘルプ 「バッチプログラム」の「設計変更・設計支援」⇒「差分抽出」の内容をご覧下さい。
差分解析プログラム( bdfanalyzer )
差分解析プログラムでは、差分抽出プログラムから出力された 「変更差分ファイル」 と、変更差分ファイルの情報やパラメータファイル/BATファイル生成用テンプレートファイルの定義内容を元に、以下のファイルを生成します。
- 差分の内容に対応して実行されるCR-5000/Board Designerコマンドログファイル
- 差分の内容に対応して実行される外部プログラムを起動するバッチファイル
- コマンドログ、外部プログラムの一覧表
生成後に、コマンドログファイル/バッチプログラムを実行する事により、差分の内容に適したチェックや外部プログラムの処理を実行する事が出来ます。 コマンドログファイルやバッチプログラムでは、チェック以外の処理を定義する事ももちろん可能です。
本プログラムの詳細につきましては、CR-5000/Board Designer オンラインヘルプ 「バッチプログラム」の「設計変更・設計支援」⇒「差分解析」をご覧下さい。
続きまして、変更差分解析ツールを使用した作業手順をご説明します。