Club-Z機能解説:BD編

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

Products


図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -BD編-

2008.11.27


最初に、変更差分解析ツールの概要についてご説明します。

設計業務においては、設計の過程で設計データに対するチェックやデータ出力などを実施しますが、それまでの作業内容に対して設計者が判断して適切なチェックを実施する場合、抜け漏れが発生する可能性があります。 また、抜け漏れを防ぐ為に全チェックを実行する場合、擬似エラーや冗長な作業が発生します。

変更差分解析ツールは、編集前と編集後の基板ファイルを比較して差分情報を抽出し、その差分情報に対して、必要なチェックや外部プログラムを定義する事が可能です。 設計途中段階で変更差分解析ツールを使用していただくことにより、設計者に最適な内容のチェックや外部プログラムを実行させる事が可能となります。

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変更差分解析ツールの機能を使用した作業フローは以下のようになります。

本機能は、『差分抽出プログラム( boarddiff )』 及び 『差分解析プログラム( bdfanalyzer )』 の2つのプログラムによって構成されています。 実行方法については、Board Designerのエディタ上から起動するGUI上で実行する方法と、前記の2つのプログラムをWindowsのコマンドプロンプトやUNIXのターミナルウィンドウから直接実行する方法の2種類あります。

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次に、各プログラムについてご紹介します。