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『DS-CR×Knowledge Explorer』で
実現する
技術伝承・ナレッジ活用の
DX(デジタルトランスフォーメーション)

■ DS-CRの今後

「毎日使いたくなるエンジニアリングポータル」へと進化。

高木以前までは、とにかくエレキ設計者にとって価値のある機能を充実させることをモットーに機能を拡充してきましたが、設計資産を企画、研究開発、調達、生産技術など電気設計部門以外の方が参照したり、活用したいというケースが増えています。そういった方々にとっても「毎日使いたくなるエンジニアリングポータル」として新たなユーザ体験(UX)を提供していく必要性を感じています。

そして、それを実現するために必要なピースとして、Web版の開発に注力しています。Web版を提供することで、設計部門以外の方は利便性高くDS-CRへアクセスできるようにします。

また、Web版では他のWebサービスとつなげて、お客さまの業務に合わせた使い方にも柔軟に拡張できるような、ユーティリティを提供することが今後の我々の役割になってくるのではないかと思っています。例えば、ノーコードやローコード対応も検討していて、よりダイナミックに、素早く、必要とする機能を実現したり、新たなプロセスに対応していくため、その都度お客さま自身が設定しながら最適解を出していただける仕組みに変えていかなければいけないと考えています。

PLM導入成功率100%の強みを活かして

高木図研には、電気設計領域を熟知しているエンジニアが揃っていることが最大の強みです。だからこそ、PLM(*2) 導入成功率が一般的に50%程度と言われているのに対して、図研のDS-CRはほぼ100%の導入成功率を誇ります。今後もDSプラットフォームの導入実績をさらに積み上げ、多くのお客様のご要望、ご期待に応えることで、図研グループ全体でソリューションの強化を図り、毎日使い倒していただけるプラットフォームへと進化し続けたいと考えています。

*2 Product Lifecycle Managementの略。エンタープライズPLMと呼ばれる上位のシステムや、エレキPDMやメカPDMとつながった一連の仕組みのことを指す場合などがある。

  • 株式会社図研
    技術本部 PLM開発部 
    部長
    高木 良亮
  • 株式会社図研プリサイト
    マーケティング部 ナレッジ製品営業課 
    課長
    倉本 将光