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図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -CADデータ生成編-
2009.08.27
それでは、変換の手順に沿って、機能特徴をご紹介します。今回は「Gerberデータからの部品/基板の変換作業」を、274D(標準Gerber)形式のデータを例にご紹介していきます。
本機能にて、取り込み対象のフォトデータ・ドリルデータが存在しているフォルダを指定します。
すると、フォルダ内のデータを自動解析し、
「フォトデータ」「ドリルデータ」「アパーチャリスト/ツールテーブル」「それ以外」
に自動選別します。
また、単位系の設定やDコード表の割付に対しても自動解析機能があるため、間違いを起こしやすい「Dコードの設定」や「フォーマットの設定」を行う必要がありません。この結果、274Dフォーマットのデータであっても
容易な操作でまとめて、確実に
インポートする事が出来ます。
続けて、ラインの集合箇所を面化してみましょう。
面自動発生-重複図形削除機能により、ラインの集合体部分を面に置換する事が出来ます。
DFM Centerでは、「コマンドマクロ」に対応しておりますので、この工程も容易な操作でまとめて、確実に進める事が出来ます。
ビア(パッドスタック)も自動生成機能を活用し、変換してみましょう。
ホールとランドからパッドスタックを自動生成(置換)する事が出来ます。
この際、位置あわせ機能により、Gerberデータの精度の関係上、ホールとランドの位置が微妙にずれている場合を含めて簡単にパッドスタック化することが出来ます。
続けて基板上の図形から、必要な箇所を部品に置換していきます。