Club-Z機能解説：BD編

2009.03.26

ご存知でしたか？ EMCアドバイザのこんな使い方（１）
こんなにかんたんに使えるようになりました！

EMCアドバイザ rev.11および rev.12(2009年夏リリース予定）では、ユーザビリティ向上のために、簡易設定ダイアログをご用意しており、例えば、ネット名からチェック対象ネットを自動判定することなどができます。これによって、シールディング、パスコン、リターン経路、クロストーク..などの使用頻度の高いチェック項目が、ほぼ準備作業を行わずに実行できるようになります。



また、CR-5000/SystemDesigner, DesignGateway または CR-5000/BoardDesigner のいずれかで、電源/GNDネットの認識がされている場合は、以下のルールも、準備作業を行わずに実行することができます。

ご存知でしたか？ EMCアドバイザのこんな使い方（２）
エラー図形からわかること

EMCアドバイザは、検出した問題点をリスト表示するだけでなく、「どの部分が問題なのか？」を、 エラー図形としてわかりやすく表示します。
このエラー図形は、チェックに長けたエンジニアが パターン形状や部品の配置から 電気的な特性を検討するときにイメージするような図形ですので、EMCの専門家でない方でも 問題点や修正方法が直感的に理解できます。 また、これによって、EMCパターンチェックのスキルの向上が期待でき、若手設計者のかたへのトレーニング用にご使用いただくこともできます。