Club-Z機能解説：BD編

2008.02.21

（１）ICの近くにパスコンを自動的によび寄せる

大きなICを配置して、たくさんあるコンデンサ達を手で一つ一つ選び出してはICの近くに配置する・・・。これって、けっこう面倒くさいですよね。

そんな時のために、ICを置いた後にまとめて関連する受動部品を自動的に呼び出す機能があります。(図１）

図１：親部品の近くに子部品を自動で配置する

（２）親部品と子部品をまとめて移動

さらに、基板の外におかれた親部品（例：IC）と子部品（例：コンデンサ）をまとめて選択、そのまま配置することも可能です。

たとえば、基板外に並んだ状態からICを選択すると、その子部品であるパスコンも同時に選択され、そのまま移動できます。（図２）

図２：親部品と子部品をまとめて配置

もちろん、基板内で移動する際にも、この機能は有効です。
苦労に苦労を重ねて決定した配置も、あとで移動しなくてはならなくこともありますよね・・・。
そんな時にもお互いの位置関係を保持しながら移動ができるので、非常に便利な機能です。