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図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -BD編-
2008.02.21
【近接配置部品】
今回は、ICとパスコンを連動させながら部品移動ができる便利な機能をご紹介します。
ノイズ対策がますますシビアになってきた昨近、外にICの内部ノイズが漏れないように、パスコンの配置は、よーく考えて決めていかなければいけません。
電源・グランドとのつながりを意識するなど、細心の注意を払っている基板が増えてきているように思えます。
『C2は、IC3-A5ピンの近くに配置してください』
回路設計者の方から、このような具体的な指示が、しっかり出されているケースが多くなっています。
基板設計の多くの皆さんも同じように感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そんな意図を汲みながらパスコンを配置しようにも、実際にはスペースが厳しく、「おいおい、置けないじゃん・・・」と嘆きながらも(笑)、皆さん苦労して配置を決めていらっしゃるようです・・・。