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2015年春リリース機能 おススメ活用術
あなたに最適なデスクトップ設計環境をカスタマイズしてみませんか。
CR-8000 Engineering Desktop は、製品開発の設計ポータルとして、CR-8000をはじめとするツールの起動や、各種設計データの関連を参照することができます。
2015年バージョンでは操作性がかなり向上しています。
この記事で紹介する内容をコンパクトにまとめた動画をご用意したので、時間がない方はこちらをご覧ください。
■優れたランチャー機能で「見栄え良く、便利に!」
設計でよく使うツールをすぐに起動できるランチャー機能を説明します。
パソコンにはさまざまなソフトウェアがインストールされていますが、設計時に頻繁に使うツールは決まっています。スタートメニューの中から設計ツールを探し出すのは一苦労ですので、皆さんショートカットをデスクトップに作成するなど工夫されているかと思います。でもパソコンのデスクトップがアイコンでびっしり埋まってしまうと、それはそれで探しだすのに苦労しますよね。
CR-8000 Engineering Desktopでは、よく使うソフトウェアを起動アイテムとして登録できるので、各作業工程で使用するソフトウェアをすばやく起動できます。
例えば、基板仕様書や機能概要書などでよく使われるMicrosoft社製Office®製品の起動コマンドをユーザー登録することによって、起動アイテムとして加えることができます。
イメージムービーをご覧ください。
ショートカットを並べるよりもすっきり整理できると思いませんか。
また、このランチャー機能以外に皆さんにおススメしたいのが、これから紹介する2つの活用法です。
活用例①:設計データや関係資料を「検索する」
設計では、過去の設計データや解析モデルなど、必要なデータを流用することも少なくありません。データをどこにしまったか分からないときは、エクスプローラの検索ボックスにキーワードを打ち込んで検索する方も多いと思います。
CR-8000 Engineering Desktopでは、よく検索するパターンを登録しておくことで、設計データや解析モデルを簡単に検索できます。
例えば、サーバーに保管されているデータシートを探すために 拡張子.pdfを登録したり、解析モデルを探すために拡張子*.cir、*.inc、*.ibsなどを登録しておくと、それらのファイルをワンクリックで検索できます。
イメージムービーをご覧ください。
.cir : 主にPSpice Circuit File (Cadence Design Systems Inc.)で使用される解析モデルの拡張子です。
.inc : 主にHSPICE(Synopsys, Inc.)で使用される解析モデルの拡張子です。
.ibs : IBISモデルの拡張子。CR-8000 Design Force SIで使用されます。