Seminar Report
CRユーザーズフォーラムを開催
最前線で活躍するお客様から臨場感溢れる講演の数々!
2012.03.22
2012年3月2日(金)、図研本社・中央研究所にて開催した「CRユーザーズフォーラム」では、業界動向から新製品CR-8000 Design Forceの効果検証報告まで、お客様からの貴重なご講演を発表いただき、ご来場のお客様はもちろん図研にとっても大変貴重な情報交換の場となりました。
Club-Z読者の皆様にもフォーラムの様子をご紹介させていただきます。
■当日のアジェンダ
ご挨拶 株式会社図研 専務取締役 営業本部長 嶋内 敏博
基調講演 『閉塞感を打ち破る 日本のプリント回路設計業のギアチェンジ』
株式会社ソーワコーポレーション 代表取締役社長 小西誠治様
CR-8000 Design Forceのご紹介
株式会社図研 技術本部ELNセクションセクションマネージャ 畑 直樹
CR-8000 Design Forceの実機デモンストレーション
株式会社図研 営業本部デザインソリューション営業本部
プロフェッショナルサービスグループ 小林 基行
ユーザーズレポート(1) 有限会社ケイ・ピー・ディ 加藤木 一明様
ユーザーズレポート(2) 株式会社プラックス 丸山様 岸間様
■基調講演
「閉塞感を打ち破る 日本のプリント回路設計業のギアチェンジ」
基調講演は、株式会社ソーワコーポレーション 代表取締役社長 小西 誠治様。
「閉塞感を打ち破る 日本のプリント回路設計業のギアチェンジ」と題しまして、新興国の成長に伴う世界市場の現状と今後の予測、国内生産だけでは闘えない日系企業の現状、そして、これらの厳しい現状に対するJPCAの取組みについてお話しいただきました。
「JPCAでは、中小企業の支援体制の確立に力を入れている。例えば、マーケティングや営業企画にまで手の回らない会社のために、セットメーカでこれらの業務に携わってきた方々にご協力いただき経営計画のサポートを行う窓口を設けたり、プリンテッドエレクトロニクスのような低コスト製造に貢献できる新技術開発にも参画している。こういった活動は、会社単体では力が及ばないが、JPCAという協会の立場を利用すれば、国に提案したり、研究開発を推進することもできる。」
と語る小西様。そして、
「日本に開発拠点を残したい。技術も残したい。だから皆さんにも、世界情勢を知り、国内の様々な研究開発に積極的に参画して、新しい技術やアイデアを生み出して、生き残る道を自分達で見つけていって欲しい。今、感じている「閉塞感」を打ち破って意識改革を行って生き残る道を見つけてほしい。」
と参加者の皆さんにメッセージを投げかけていました。
講演の詳しい内容は下記リンク先の動画をご覧ください。
① 株式会社ソーワコーポレーション様の概要
② 世界市場の現状
③ 日系企業の現状
④ JPCAの戦略
⑤ まとめ