Club-Z機能解説:SD編

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

Products


図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -SD編-

2008.09.25

■シンボル分割機能

QFPやBGAではピン数が多くシンボル形状が大きくなってしまい、1枚の図面に1つのICしか配置できず、信号の流れが判り難くなってしまうことがあります。
このようなケースでは1つの部品を分けて表現されているユーザ様もいらっしゃいますが、Component Designerでは、多ピンシンボル形状を仮想的にゲート化し、1つの部品を複数に分割するシンボル分割運用にも対応しています。
スプレッドシート上で分割グループを指定することで、簡単に分割したシンボルを自動発生して頂けます。


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【備考】
分割したシンボル(分割コンポーネント)は、シンボル図形入力コマンドを使用し回路図に入力します。
分割コンポーネントはバックアノテーション対象外となります。



最終的に定義した情報はCDB、LCDBへ出力できる他、HDLやピンレポートファイルの形式に出力することも可能となっています。

このように、Component Designerを使用することで、多ピンシンボルの登録時間を大幅に削減でき、また簡単にシンボルの作成や分割を行って頂くことが可能となります。


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【備考】
Component Designerの詳細については、以下のドキュメントをご確認ください。
「スタート」 - 「プログラム」 - 「CR-5000 System Designer」 - 「ドキュメント」-「運用手引き」 - 「SD+コンポーネントデザイナ」