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ココが凄い!Design Force 2013
-第2回:【IP(知的財産権)マネージメント機能】と【設計条件比較機能】-
2013.09.26
2)設計ルールの変更に起因するミスを軽減:設計条件比較機能
設計条件比較機能による設計ルール管理
設計ルールの編集は基板設計の重要な工程であり、設定に不備があった際には、「製造に支障を来たす」「電気的特性が維持できない」など、後工程に大きな影響を及ぼすことがあります。設計ルールの設定不備は、設計条件の流用やルール変更の際に発生しやすいのですが、これまでは有効な確認方法がなく、設計条件全体を対象に一つ一つ目視チェックを行うのが主で、チェック漏れを防ぐことが難しい状況でした。
Design Force 2013では一つの指標として、設計条件同士を比較し、差分を抽出する機能を実現しました。例えば、マスター登録した設計条件と設計データ内の設計条件との差分抽出によって、編集箇所が明確化するため、緻密な目視チェックが可能となります。
設計データと設計条件ライブラリ
設計開始後の変更点が抽出されます。
同一の設計条件ライブラリ
設計ルール流用時の変更点が抽出されます。
異なる設計条件ライブラリ
設計ルールの流用、統合時の変更点が抽出されます。
比較結果
設計ルールの比較結果が、項目ごとにレポートされます。
Point!
- 設計条件の変更作業、確認作業の精度が向上します。
- 比較結果をCSV出力することにより、外部も含めた設計ルールの更新履歴管理にも役立ちます。
この他にもDesign Force 2013にはフレキシブルな設計環境をサポート、実現する機能が豊富に搭載されていますので、詳細は担当営業までお問い合わせください。