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図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -BD Rev.13 人気機能編-
2011.09.29
■4 ファイルオープン時のエラーマーク指定
高速化のもうひとつの機能は、「ファイルオープン時のエラーマーク作成スキップ指定」です。
現在のCR-5000/Board Designerでは、ファイルオープン時に、DRCエラーマークの復元を行っております。そのため、不要なエラーマーク(例えば「未対処」のエラーマーク)を修正せずに表示だけオフにしていると、エラーが大量にあることに気づかず保存してしまい、次回オープン時に、時間がかかるケースがありました。Rev13では、お客様の運用に合わせて、オープン時のエラーマーク再生成の有無を選択していただけるようにしました。
モードは4つ用意しています。
図6のように「整数値」を設定していただきますと、一定以上のエラーがある場合には、確認メッセージを表示させることも可能です。
図6
本機能により、意図せず不要なエラーを残してしまった場合でも、ファイルオープン時の待機時間を短縮することが可能です。
■5 Zuken Global Support連携 (Q&A事例の検索)
最後にご紹介するのは、CR-5000/Board Designerのオンラインヘルプから、新サポート用サイト「Zuken Global Support」に掲載しているQ&A事例に直接アクセスし、オンラインヘルプ上から検索できる便利機能です。図7を参照ください。
図7
操作方法や、メッセージ対処方法などが不明な場合、本機能をご使用いただくことで、問題を早期に解決していただけます。現在3000件以上(全製品)のQ&A事例集が登録されており、その中から検索が可能です。また、毎月、弊社グローバルサポートセンタに寄せられた質問の中から、抽出し、内容を充実させておりますので、ぜひご利用ください。
いかがでしたでしょうか?
他にも有用な機能があります。
是非この機会に機能をご確認いただき、皆さんのCR-5000/Board DesignerをRevupして新機能をご活用ください。