ノウハウの徹底活用で設計品質を高位平準化

デザインレビューシステム
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Circuit DR Navi

Circuit DR Navi は、図研が先進企業との取り組みの中で培ったベストプラクティスにもとづき理想的な回路・基板連携設計環境にナビゲートするシステムです。回路設計者が基板設計者に対して行う設計指示やチェック項目をデータベース化し、CR-8000 Design Gateway、Design Force、Board Viewer Advance などと連携させることにより、回路・基板・チェックリストの3点照合(クロスプロービング)をリアルタイムに効率よく実施することができます。

忙しい設計者にとって「デザインレビューの準備」に要する時間は大きな負担です。Circuit DR Navi の導入により、設計者はより多くの時間を本来の設計業務に使うことができます。設計業務を行いながら都度抜け漏れなく効率的にチェックを行いそのフィードバックをデータベース化していくことにより、企業にとって重要な資産である設計ノウハウが無理なく共有・継承していくことができます。

特長・機能

回路/基板設計の「検証」における各種課題に対応

Circuit DR Navi は、以下のような問題点の解消に有効です。

■回路・基板の検証レベルが設計者ごとにバラつく

・回路設計者の意図が正確に伝わらず、チェック/検図作業が繰り返し発生
・うっかりチェック漏れが発生
・時間的制約で、検図作業において最後まで見切れないことがある
・指示内容や判断基準が人依存になっている
・チェックの履歴を残していない
・検証の結果を設計エビデンスとして作成していない

■回路設計者と基板設計者間のコミュニケーションが非効率

・わざわざ基板設計者のところまで出向いて「出張指示」を行っている
・設計指示を出したにも関わらず、基板設計からの確認作業が頻発する
・設計指示作成に時間がかかっている

■基板検図の作業効率が悪く、精度も低い

・紙図面ベースである
・検図のためにマーキングやプロットをする準備に時間がかかっている
・回路図の信号を紙の基板図面から手探りしており手間がかかっている
・紙図面では距離を計測しづらく効率が悪い
・使いやすい基板ビューワがほしい
・チェックやマーキングを色鉛筆やマーカーなどで行っており大変

組織に埋もれている暗黙知ノウハウに「光」を当てる

●個人ごとの暗黙知ノウハウを形式知化(IT化)して、ノウハウDBから必要なノウハウを設計に適用できます。
●チェックや設計指示内容を適用すべき箇所を、さまざまなパターンで回路図から自動的に抽出し、確認できます。
●回路図と関連づいたチェックリストにチェック・検証結果を履歴として残し、設計データの資産価値を高めます。

Circuit DR Navi の運用イメージ