日本は、「めんどくさいモノづくり」にこそ、勝機あり!パンデミック以降も世界情勢の不安定化は続き、企業を取り巻く不確実性は増大の一途を辿っている。製造業においては、IoTや生成AIといった先端テクノロジーによるモノづくり環境の変革や新ビジネスの創出が不可欠となり、さらにサステナビリティへの対応も求められている。このように複雑化する経営環境において、企業の競争優位性を確保するためには組織能力の強化が喫緊の課題である。そこで、ものづくり経営研究の第一人者である早稲田大学の藤本隆宏教授に、グローバル競争での勝ち抜くための戦略と組織能力強化に向けた取り組みについて見解を伺った。巻頭対談4from Z_Vol.34_2025
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