fromz-vol34
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代表取締役社長Challenge“To Be”への挑戦高見 守氏Topic 1SEMICON Japan 2024で、チップレット集積半導体開発を見据えたソリューションを提案Synopsys社、Ansys社と協調したトータルソリューションを展示Topic 2Topic 3世界7カ国でZuken Innovation Worldを開催30回目となった横浜開催のイベントには、約900名が来場Engineering)」に焦点を当てています。今号では、製造業における新たな潮流として注目を集めている「MBSE(Model-Based Systems 近年、IoTや生成AIの技術革新により、製品はますます複雑化しています。その一方で、開発期間の短縮や設計品質の向上は依然として大きな課題です。従来のドキュメントベースの開発手法では、システム全体の最適化が難しくなってきており、そこで注目されているのが、設計から検証までのプロセスをモデルで統合的に管理するMBSEです。この手法が、今後の製造業の課題解決に向けて、重要な役割を果たすと期待されています。巻頭では、製造業の生産性向上を長年研究してこられた早稲田大学の藤本隆宏教授と、当社役員の上野が対談し、日本の製造業がグローバル市場で競争力を維持するために必要な、優れたアーキテクチャ設計や組織能力の重要性について語っています。また、インタビュー記事では、日本におけるMBSEの先駆者として知られる本田技研工業の取り組みを紹介しています。同社の担当者は、MBSEは単なるツールの導入にとどまらず、長期的な視点で組織全体にシステムズエンジニアリングの考え方を浸透させることが重要だと語っています。生成AIの普及やサステナビリティへの対応など、製造業を取り巻く環境は日々変化しています。こうした時代の中で、システム全体を最適化するMBSEのような開発手法は、企業のイノベーションを加速させるための鍵となることでしょう。本誌が、皆さんの製造業におけるシステム開発への理解を深める一助となることを願っています。令和7年2月吉日17Connect to thrive20MONOism22ZUKEN Information News & Topics産業機器、プラント設備の設計プロセス革新を支援電気制御・ケーブル設計支援ソリューションの導入が拡大読者の皆様へ家庭用蓄電池市場をリードするニチコンは、なぜ社内ナレッジをフル活用できる環境づくりに注力するのかニチコン株式会社 電源センター不確実な時代を乗り越える鍵「企業間データ連携」手編みと彫金技術が融合繊細かつ優美な光を放つ魅惑の手編みジュエリー14

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