“CO₂が地球環境に大きな影響を与える物質として注視されています。CO₂は目に見えず無味無臭のため、直接的には排出していることが分かりにくく、注意を喚起するにはいろいろな工夫が必要だと思いますが、企業活動において多くのCO₂を排出している製造業が果たすべき責務ですので真摯に取り組む必要があります。また、大量にモノを作って廃棄して終わりではなく、作ったモノの再活用や、再活用ができなくなった際にはバラバラにして素材に戻すべきといったサーキュラーエコノミーの考え方がこれからますます大事になっていくでしょう。”(本文より)“CFP(カーボンフットプリント)やTMR(関与物質総量)のコントロールにおいても、電子部品レベルで製品ライフサイクルにおける環境情報を管理できる環境を持っていることは大変重要です。それに加えて現代では、ほとんどの製品にプリント基板や電子部品が入っているため、基板自体のCFPやTMRの数値化も必要になると考えます。”(本文より)パナソニック ホールディングス株式会社取締役 副社長執行役員立命館大学 理工学部 機械工学科エネルギー・資源循環工学研究室株式会社図研 技術本部 副本部長 PLM開発部 部長 兼務株式会社図研技術本部 EL開発部 部長Cover Illust春うらら画家/イラストレーター水穂 真善氏■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■04Interview 巻頭インタビュー09Conversation 鼎談CONTENTS山末 英嗣氏宮部 義幸氏高木 良亮江草 大介2024 Vol.32
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