今回は Design Gateway 2019 の新機能から、システム回路設計に役立つシステム・コネクション・ベリファイヤを実際の操作感を交えてご紹介します。

 

システムレベルの回路検図が簡単に! システム・コネクション・ベリファイヤ

複数基板の勘合チェックでは、

  • 終端抵抗を相手方の設計者がつけると思って、つけ忘れた
  • マイコン周りの接続チェックに手間が掛かる
  • 電源設計側に要求したはずの電源が来ていない

といった問題対応に多くの工数を掛けているとの声が聞かれます。

 

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読者のみなさんは、複数の基板にまたがる回路構成のチェックを普段どのように行っていますか?
回路設計者の方にお聞きすると、以下のような実態があるようです。

  • すべての関連回路図をCADで開き、基板をまたがるネットを目視で追いかけているので、チェック漏れやミスが不安。
  • 回路図の印刷物をペンで色付けチェックしていて、チェックの手間暇がかかっている。
  • マイコンやFPGAは多ピン化が進んでいて1ピンでも誤接続があると動かないので、検図にとても神経を使う。

こういったお悩みの方に、耳より情報です。
Design Gateway 2019では、複数基板にまたがる信号や電源/グランドの接続系統の検証作業を大幅に時短する新機能、「システム・コネクション・ベリファイヤ」がお使いいただけます!
この機能は、複数回路にまたがる閉回路全体を簡単に参照でき、IC間の接続情報も細かくエクセル出力できるので、時間が掛かるチェック作業や、検証エビデンス作りが驚くほど改善できます。

 

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◆ここがイチオシ!
操作は簡単で、ネットを選択してコマンドを実行するだけです。
複数のネットを選択し、まとめて接続系統図を表示することもできます。大まかな素子/ネット情報は接続系統図だけで確認できますが、より詳細な情報を確認したい場合は、回路図の実際の場所にプローブすることで対応できます。

それでは、実際の動きをムービーでご覧ください。(右下ボタンクリックで、フルスクリーン表示にもできます。)

 

 

その他にDesign Gatewayではどういった事ができるの?と気になった方も多いのではないでしょうか。

まだまだ複数基板にまたがる信号や電源/グランドの検証に便利な機能がありますので、一挙にご紹介します!

 
 

Design Gatewayの豊富な回路検証機能で、検証作業を大幅に効率化!

回路設計後の検図/検証について

  • コネクタのテレコ(裏返し接続)に気づかず、試作段階で発覚してがっくりきます。
  • 基板をまたぐ回路は、接続先の基板の回路が見えないので入出力をよく間違えます。
    例えばLVTTL出力が、5V系CMOS入力に直づけされていることに気づかなかったり・・・
  • 基板をまたぐ高速デジタル回路は、SI解析に手間がかかるので、あきらめています。

といった回路設計者のお悩みをよく聞きます。読者のみなさんも心当たりがあるのではないでしょうか。

Design Gateway 2019では、これらのお悩みを下図のような機能群で全て解決できます!
まず、コネクタどうしの自動接続で、テレコを発見することができます。通常のDRC(デザインルールチェック)の他、オプション機能のサーキットアドバイザを活用し、電気的な接続ミスが発見できます。
また、SI解析もシステム回路単位で実行できます。

 
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◆ここがイチオシ!
既存機能(DRC、サーキットアドバイザ)も、今回ご紹介したシステム・コネクション・ベリファイヤと組み合わせることで、回路図全体の把握や検証がより行いやすくなります。
それでは、一例をムービーでご覧ください。(右下ボタンクリックで、フルスクリーン表示にもできます。)

 

 
 
これらの機能は、Design Gateway とシステム・コネクション・ベリファイヤ 他対象オプション機能を導入していれば、2019にバージョンアップするだけで、すぐにご利用いただけます。

 
いかがでしたでしょうか。
Design Gateway 2019 では他にもたくさんの新機能がリリースされています。
月例で開催中の「エクスペリエンス」で操作を体験していただけますので、ご興味のある方は、お気軽にご参加ください。参加方法は、リンクURLにてご紹介中です。

Design Gateway Experience 2019年7月

今回まで3回にわたりCR-8000 Design Force、Design Gateway の新機能をご紹介しました。
図研では、モノづくり環境の変化やお客さまのご要望に対応し、各製品の機能拡充を継続的に行っていきますので、ぜひ今後の製品の進化にご期待ください。