先月号に続き、今回も Design Force 2019 の選りすぐりの新機能を、実際の操作感を交えてご紹介します。
第2回目は、「効率大幅アップ編」です。


 

自動配置や部品アレンジがますます簡単に!『部品グループの簡単作成機能』

部品レイアウト段階では、ICやコネクタなどの主要部品の配置を決めた後、基板の外に仮置きされている数十、数百もの部品の配置作業を行いますが、部品点数が多いとかなり手間がかかりますよね。機能ブロック毎に部品を集約するだけでも一苦労かと思います。
Design Force 2018 では「自動配置」機能をリリースし、レイアウト作業が大幅に効率すると、多くのユーザー様よりご好評いただきました。今回の Design Force 2019 では、そのための準備作業である「部品グループ」設定の操作性が向上し、ブロック毎の部品をまとめて簡単に自動配置できるようになりました!
「自動配置機能は便利だけど、部品グループを設定するのが面倒・・・」と考えていた設計者様は必見です!

 

1

図1.部品グループの簡単作成機能

 
◆ここがイチオシ!
Excelで作成した機能ブロックのリファレンス一覧から、コピー&ペーストにより簡単に部品グループ設定が行えます。あとは、Design Force 上で部品グループ領域を作成するだけで、すぐに「自動配置」機能を使用することができます。
また、Design Force 2019 では、キャンバス上からグループ化したい部品を範囲指定するだけで部品グループを作成することができ、それぞれを用途に応じ柔軟に使い分けていただくことができます。

それでは、一連の流れをムービーでご覧ください。(右下ボタンクリックで、フルスクリーン表示にもできます。)

 

 
※自動配置コマンドの利用には、Intelligence Place and Route オプションが必要です。

 

インピーダンス不整合が見つけやすい!『TDRのご紹介』

信号品質問題の対策として、インピーダンス不整合の検証が重要となります。
インピーダンス不整合は、配線幅ルールが異なる箇所や、ビア、別層での引き回しなどで起こりますが、それが何オーム乖離してしまうのか、インピーダンス不整合の程度は大問題なのか、軽視可能なのか、目視検図では判断が難しいと思います。
Design Force では、TDR(タイム・ドメイン・リフレクトメトリ)手法を使い、線路インピーダンスの整合性を CAD上で解析することができます。

 

2

図2.TDRによるインピーダンス解析

 
更に、Design Force 2019 では TDR解析を機能拡張し、より手軽に結果を取得できるようになりました!

 
◆ここがイチオシ!
Design Force の TDRシミュレータでは、解析モデルを用意しなくても解析することができ、GUIから立ち上がり時間、スティミュラスの波形形状などを設定するだけで TDR解析を実行できます。また、今回の機能拡張により、インピーダンス波形の結果表示にも対応しました。
これらにより、設計途中でのインピーダンス不整合箇所の特定にフル活用いただけます!

それでは、一連の流れをムービーでご覧ください。(右下ボタンクリックで、フルスクリーン表示にもできます。)

 

 
 
これらの機能は、Design Force と Design Force SI を導入していれば、2019にバージョンアップするだけで、すぐにご利用いただけます。

 
いかがでしたでしょうか。Design Force 2019 では他にもたくさんの新機能がリリースされます。
月例で開催中の「エクスペリエンス」で操作を体験していただけますので、ご興味のある方は、お気軽にご参加ください。参加方法は、リンクURLにてご紹介中です。

Design Force Experience 2019年6月

以上。次回につづく。