【Design Force 2018.0】について

2018年3月にリリースしたDesign Force 2018.0では、基板設計の8割を占める配置と配線の効率を高めるための機能強化を図りました。部品の順次配置部品整列、配線時の自己回避付き簡易自動引き込み、事前定義が不要な対話型自動配線浮島の一括削除などです。またビルドアップ基板などで使用される複数層に渡るビアを、接続を保持したまま一括で移動させる機能、すでに配線された複数配線が障害物を回避するように一括で移動させる機能など、設計効率を向上させる機能を追加しました。

 
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【Design Force 2019.0】について

2019年3月にリリースするDesign Force 2019.0では、コンストレインツドリブン設計の強化リジッドフレキ設計への対応、そして設計効率を向上させる機能とユーティリティの強化を行っています。

 

コンストレインツドリブン設計は、部品メーカーが指定するガイドラインを遵守する設計を効率よく行うための設計環境です。2019.0では、ガイドラインをもとにトポロジーをルールとして定義することで、キャンバス上に配線幅の変化点を示すバーチャルノードや配線の分岐点を示す仮想分岐点が表示されます。これらのガイド表示や編集機能など設計者による配置配線設計をアシストする機能を提供します。

 
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リジッドフレキ設計への対応として、できる限り実物に近い概念・データ構造・GUI表現で、よりわかりやすく簡単に設計できる環境を実現します。リジッドフレキ基板をMCADからリジッド部分とフレキ部分をゾーンに分けて取り込むことで、各層ごとに基板外形を自動抽出し、この基板外形に対して配置配線設計を行えるようにします。Design Force が得意とする3D系機能も活用し、例えばフレキ部分を3次元表現し、折れ曲り部分の干渉チェックやクリアランスチェックなどを行える環境を提供します。

 
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また、設計効率向上を徹底的に追求し、配置配線機能を強化しています。簡易引き込み機能の差動配線対応や、自動配置の事前準備効率化として部品グループ設定を簡単に行えるようにしています。また、テンプレート配置機能では、別基板や層数が異なる基板間でも実行できるようにチューニングしています。線幅の一括最適化では、トポロジー定義に基づいた線幅の最適化だけではなく、トポロジー定義がない場合でも設計ルールを参照したりルール領域を考慮することで最適化をできるようにし、効果的な機能の運用範囲を拡大するアプローチで開発を行っています。

 
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【Design Force 2020.0】について

大きくフロントエンドとの連携強化、配置配線機能強化を目指しています。
フロントエンドとの連携では、コンストレインツを含むフォワードアノテーション、バックアノテーションに対応し、フロントエンドとのシームレスな設計環境を提供したいと考えています。
配置配線機能強化では、配線長制御など特に配線系機能の強化を施し、高速デジタル基板設計への今以上の対応を進めたいと考えています。

 

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