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- これは0、1、2、3という整数の値をとります。値をNとすると、N+1のハードウェア故障が発生した場合はじめて安全機能が喪失する場合、HFTがNである、といいます。つまりNの故障までは、安全機能が喪失しない構成、ということになります。
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- たとえば、二重化のシステムはHFT=1と言えます。1台がおかしくなっても、安全機能が失われません。ただし、待機冗長(バックアップ型)の二重化では、支配側の装置がおかしな計算結果を出しても、自分が正常であると考えていれば、結局おかしな計算結果を出力してしまいます。HFTを議論する場合の多重化は、互いが独立していることと、多数決をするなど、常に安全機能が失われないための配慮が必要です。
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- これはSFFと併せて規程されるものです。多重化した場合、そのサブシステムのSFFの値との相関関係で、主張できるSILレベルの最大値が規定されます。
- つまり、いくら全体のPDFの値がSIL3となっても、このSFFとHFTの相関関係の規定の最大値がSIL2ならば、そのシステムはSIL3は主張できない、ということになります。