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経験と実績が違います!
図研のSI/EMC設計ソリューション -後編-
2007.11.29
【SI設計サービス】
SIに精通したエンジニアによるコンサルティングサービスです。
近年、高速デジタル回路の設計では、信号の高速化や駆動電圧の低電圧化等によって信号の反射による波形の乱れやクロストーク等の問題が顕在化するケースが増えています。しかし、配線前の段階から計画的なSI検討を行うことで、設計後のSI問題を未然に防ぎ、評価や対策に掛かる手戻り工数を削減することができるのです。
弊社では、レイアウト前のプランニングからパターン出図まで、専門のエンジニアが責任を持って対応し、経験に基づくノウハウと、SIシミュレーションによる検討を元に設計提案を行います。
高速デジタル回路を考慮した配置・配線スタイルや適切な回路構成、終端部品の検討や提案を行い、信号品質(シグナルインテグリティ)の向上を支援します。 レイアウト設計段階では、配置後、主要配線後などのポイントにて確認を行い、逐次サポートを行い ます。勿論、設計現場で現地対応もいたします。
設計支援完了後は、サービスにて実施した内容を「SI設計サービス報告書」としてまとめ、 ご提出いたします。
①お打合せ
対象となる回路図や仕様についてお打合せを行い、作業内容や進め方を決定します。
②レイアウト事前検討
初期想定配置条件や層構成に基づき、部品配置、配線の引き回し、対策部品の事前検討等を行います。
③プリシミュレーション
事前検討した条件におけるプリシミュレーションを行い、信号品質を検証します。シミュレーション結果に基づき、配置条件や配線トポロジーの最適化を行います。
④レイアウト設計支援
レイアウト設計前に、どのような点に注意してレイアウトを行うか、検討結果に基いてプ ランニングの説明を行います。 設計段階では配線チェックなど、逐次設計段階におけるサポートを実施いたします。
⑤ポストシミュレーション
対象部の配線が全て終わった時点で配線後のポストシミュレーションを実行し、波形チェックを実施します。
⑥SI設計報告書
全ての作業が終了した後に 「SI設計サービス報告書」を作成し、提出いたします。
● SI 設計サービスの手順
図研では、1998年度に準備室を開設し、以降現在までお客様へのSI問題対策やノイズ低減に関する技術支援を手がけてきました。 これまでに200件以上のSI/EMC問題の解決を実現し、手掛けた製品は 「デジタル情報家電」、「車載機器」、「産業機器」 など多岐にわた ります。
実機で動作が不安定になる、EMC対策に追われ開発期間を守れない、など後工程のトラブルでお悩みの方、一度私たちにご相談ください。
関連情報:SI/EMC Solution