Club-Z機能解説:BP編

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

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図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -BP編-

2007.12.20

DFM Centerの概要

製造設計/製造性検証ソリューションDFM Centerの機能をご紹介します。 製造性検証システムであるADMのみならず、DFM Centerのエディタも、図研開発陣の日夜弛まぬ機能開発により、充実したアートワーク編集機能を実装しています。 これらの機能を利用していただくことで、製造データの効率的なデータ取り込み、整形化処理を実現できます。 また、DFM CenterではCR-5000/Board Designer及びCR-5000/PWSとのダイレクト・データ連携を可能としています。

ファイル読み込み(自動認識)

DFM Centerのファイル読み込み機能では、製造データの格納されたフォルダを指定する事で、対象フォルダ内のデータを解析し、フォト・ドリル・DXFデータを読み込み対象データとして自動認識します。 対象データにCR-5000/Board DesignerやCR-5000/PWSのリストファイルが含まれる場合、リストファイルも自動認識します。 それぞれのデータを取り込む前にイメージ表示で確認したり、アスキー表示で内容を参照する事が可能です。

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検出 ※検出機能はオプション(ADM Basic)が必要です

製造データを編集する場合、これから作業を行なうデータに編集時に問題となるデータを含んでいないかどうか事前にチェックされる事もあるかと思います。 しかし、それを目視でチェックするとなると、非常に大変な作業となってきますよね。
DFM Centerでは豊富なチェック機能で、受入れ検査の作業を大幅に効率化できます。

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データ整形化

フォトデータの整形化作業については、面自動発生機能と重複図形削減(面/ランドとライン)機能を使用する事で、ライン⇒面データ変換の作業を容易に実施出来ます。 編集前後のデータの比較確認用に、コマンド実行時に処理対象のデータを別層に移動させて、処理後にデータを重ね合せて確認するような運用も可能です。
また、検出機能によってエラーとなった不適切なデータも微線分削除機能や重複図形削減機能によって容易に整形化できます。

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いかがでしたでしょうか? 今回DFM Centerはほんの一部分の機能のご紹介となりましたが、皆様の設計業務の一助となる機能をこの他にも豊富に取り揃えております。 また、今後もより一層効果の高い機能の開発に取り組んで参りますので、是非ご活用いただければ、と思います。


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