Club-Z機能解説：BD編

2009.12.17

これらのチェック結果は様々な形式のフォーマットで、データ出力することができます。
CR-5000/BoardDesigner Rev11までは、テキスト／CSVファイル出力のみでしたが、最新のRev12では、EXCELファイルへ出力することも可能となりました。



出力されたEXCELファイルには、目次ページと作成されチェック項目毎にシートが作成されます。
さらに、エラー箇所の画面イメージも同時に出力されるようになりました。



このEXCELファイルを用いることで、検査報告書・指示書・帳票などの作成も容易となります。

エラーとなった箇所については、製造仕様書などのドキュメントを確認しながら、合否判定されることがあるかと思います。
最新のCR-5000/BoardDesigner Rev12では、「チェック結果検証ツール」の各チェック項目に対して、各種ドキュメントを関連付け、チェック時に表示することが可能となりました。



レビューの際、設計基準書や製造基準書を探しに行くことなく、画面上で設計基準を確認することができます。


いかがでしたでしょうか？
このように「チェック結果検証ツール」を活用することで、基板設計に関するレビューの効率化、基板設計者とレビューワ間でのコミュニケーションミスの防止、レビュー結果の指示モレ防止、報告書などのドキュメント作成工数削減などの効果が期待できます。
最新のCR-5000/BoardDesigner Rev12で強化された「チェック結果検証ツール」をご活用いただき、基板設計における品質管理にお役立て下さい。