全件調査ベースの電子部品終息情報提供サービスを販売開始

2015/10/07 配信

株式会社図研(以下、図研)は、製造業の電子部品EOL(End of Life 終息情報)対策効率化を支援するための「EOL調査」、「代替品調査」、「推奨部品品揃え支援」サービスの販売を開始しました。

このサービスは、ジェイチップコンサルティング株式会社(本社 東京都渋谷区 代表取締役 坂本太郎、以下J-Chip)の協力により提供するものです。J-Chipでは電子機器業界での部品調達に豊富な経験を持つエンジニアが部品情報の調査を担当し、こうしたEOL情報提供サービスとしては、業界で唯一ユーザが情報提供を希望する電子部品リストの全件について漏れ無くEOL情報の調査を実施します。調査結果は、そのまま「DS-2 Expresso」など図研の製品データ管理システムの部品情報としてインポートすることにより、設計現場で即座に活用することができます。

昨今電子部品のEOLは増加傾向にあり、「大手セットメーカが持ち込む調達部品リストには、EOLの前兆ともいえるカタログ落ち(カタログ上での掲載中止)まで含むとその割合は平均20%を超える」(J-Chip)と言われています。特に製品ライフサイクルの長い産業用機械メーカにとってこうした電子部品のEOL情報をいち早く事前に入手しその対策を打つことは、安定した供給と販売を継続し、不必要な在庫を減らすことによるコスト削減を行う上で非常に重要になっています。しかし中堅企業をはじめとした多くの企業にとっては、これらEOL情報を把握するための膨大かつ煩雑な業務に割くリソースが不足しがちです。こうした状況を踏まえ、今回「EOL調査」に加え、EOLもしくはカタログ落ちが判明した部品に対して出来るだけ設計変更無しに置き換え可能な代替部品を調査する「代替品調査」と、約40社との取引実績を持つ利点を活かして個々の企業の状況だけでなく業界全体のトレンドに基づいた「EOLになりにくい部品」の品揃えを提案する「推奨部品品揃え支援」サービスの提供も追加しました。

図研では、今後も電気設計情報のライフサイクル管理を効率化するITプラットフォームを提供するだけでなく、それをより効果的に運用し成果をあげていくために必要なサービスとの連携を強化してまいります。

【価格】

「EOL調査」サービス: 月額36万円から(1万点以内の部品の場合)

「代替品調査」サービス: 月額24万円から(月20点x2候補の場合)

「推奨部品品揃え支援」: 個別見積

【ジェイチップコンサルティング株式会社概要】

J-Chipはソーシングエンジニアのもつ「部品技術力」で、お客様の電子部品/半導体の選定から調達業務の最適化を技術的に支援、またBPO(Business Process Outsourcing)をさせていただく会社です。

http://j-chip.com/

【本件に関するお問合せ先】

 株式会社図研 コーポレートマーケティング室
 TEL:045-942-1511(代)
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