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図研ベテランSEによる
知って得する機能解説 -製造性チェック編-
2009.02.26
日々、プリント基板の製造仕様や部品実装仕様は進化しております。
頭の中ではある程度は分かっているものの、チェックを自動実行する仕組みそのものがなく、目視チェックでは見落とす可能性もあり、非常に手間がかかってしまいます。また、製造部門様からの製造仕様に関する変更が抜け/漏れなくフィードバックされておらず、過去に起きた問題が繰り返し発生することもあります。このようなことが問題となり、不要な後工程(製造現場)からの修正指示による部品の配置変更やパターンの引き回し変更が発生しかねません。
上記のような問題を解決するには、以下の2つの切り口が考えられます。
- 最新の製造仕様をいかに簡単にシステム化するか
- 後工程からの手戻りをいかに削減していくか
今回のClub-Zでは、そんな課題を
簡単
かつ
正確
に解決するための、DFMソリューションの1つ、「DFM Center/ADM」をご紹介させていただきます
2つの課題を解決できる仕組みとは?
1.
最新の製造仕様をいかに簡単にシステム化するか
「DFM Center/ADM」では、汎用ブラウザ(IE)を使用したWEBアプリケーションにて、製造仕様を電子データとして、イントラネットイメージで登録、参照が可能となっております。
2.
後工程からの手戻りをいかに削減していくか
「DFM Center/ADM」では、プリント基板設計の様々なフェーズで、最新の製造仕様で登録されたチェックルールを各設計者様の端末へダウンロードしていただき、非常に短時間でチェックをかけていただくことが可能となります。
製造仕様を考慮したチェックをプリント基板設計段階で実施することで、後工程(製造現場)からの手戻りが未然に防止でき、プリント基板設計からプリント基板製造までの全体の効率化が図れます。
設計フロー改善前
↓
設計フロー改善後