Club-Zコラム第21回

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

コラム


グローバル化は設計・製造の仕組みを見直すチャンス

【第21回】仕組みの見直しに成功する組織とは

株式会社RDPi  代表取締役 石橋 良造


2009.04.23

執筆者プロフィール
九州大学卒業後、日本HP入社(入社当時はYHP)。電子計測器、半導体計 測システムの研究・開発に従事した後、社内の開発製造革新プロジェクトで、 電気・電子設計およびソフトウェア開発のための統合システムを企画,開発。
この間に、日本HPにおけるソフトウェア・プロダクティビティ・マネジャー を兼務。日本HPの会社分割によりアジレント・テクノロジーに移籍した後、 この経験をもとに社外に対してコンサルティングを実施。その後、株式会社 RDPi を設立。 これまでに、家電、通信、電子機器、自動車業界に数十社の実績を持つ。ビジネスコンサル系とは一味違った開発現場やツールにも精通するコンサルタント。
著書(共著)に「デザイン プロセス イノベーション」「ザ・チェンジ」(どちらも日経BP)。また「日経ものづくり」での連載や「ソフトウェア開発環境展」専門セミナーなどのセミナーも多数実施している。

●Email :  ishibashi@rdpi.jp
●株式会社 RDPi : http://www.rdpi.jp/
●著書 : book1.JPGbook2.JPG


この連載では、仕組みの見直しをテーマに様々な考え方や事例を紹介しているわけですが、実際にコンサルタントして仕組みの見直しに取り組んだ組織の中には成功して効果を上げているところもあれば、そうでないところもあります。今回は、仕組みの見直しに成功する組織はどういう特徴があるのかについてお伝えしたいと思います。十分な成果に結びつかなかったケースというのは、コンサルタントである私の力不足という面もあると思いますが、これについてはまた後日。

また、組織といっても、業種、業態、企業文化、専門知識・技術など様々ですから、どのような組織にも当てはまる特徴とは言えないと思いますが、図60 にこれまでにコンサルティングで関わってきた業界を示していますが、少なくともこれらの業界では多くの組織に共通する特徴といって良いと思います。

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